2025年

2月

11日

71番目の春が。

昨年6月に医師からがん治療を終えて2年半が過ぎもう大丈夫でしょうと告げられ渓歩きや蕎麦道中を楽しんでいたのですが半年後の12月に検査したところ小さな腫瘍らしきものが見つかり再発の可能性があり2月に再度検査し見極めしょう。これはショックでした。寛解とはこういう事か。以来2ヶ月間、何をやっても頭から離れず辛い日々が続きました。冷静に迎えたようにふるまったもののやはり辛い新年。とにかく結果が知りたい。それが再発で再び抗がん剤治療をやるとしても。山雪傾向が一転、里にも大雪をもたらした大寒波の中でのCT検査。そして5日後にその結果が出ました。小さな腫瘍らしきものはそのままでしたが、それが再発に結びつくものとは判断できず治療の必要はないとの結果でした。また複数のリンパ節にも小さな腫瘍らしきものがあることが判明。一応ほっとはしたものの不思議な気分です。そこで思ったのですが半年区切りで物事を考える事に。体調にはまったく支障がないのでこれまで通り過ごし半年後に検査し異常が無かったら次の半年を楽しんで過ごそうと思います。

 

71番目の春の足音が聞こえてきました。彼岸にはカミさんの墓参りに行き兄と酒を酌み交わそう。今年は大雪で渓歩きは例年よりも遅れそうですが、岩魚、草花、山菜、美しい流れを求めて渓へ。安保ちゃん付き合ってね。高騰する野菜に備え庭で野菜を育てよう。庭のシラネアオイが咲くかも?。アクアーレ仲間や黒部の友人とおいしい蕎麦道中を。魚津のラーメンの店へも。安曇野の栗原さん家族にも会いたいな~。満足できる一枚を描こう。ギターを教えている友人が一緒に弾けるといいな。もうすぐに公開されるDylanの伝記映画「名もなき者」のサントラを買わなくては。いろんな楽しみがあります。ミケより先にはいけません。

 

年明けに朗報が!札幌在住のアイリッシュ・ユニット「RINKA」が久し振りに道外でのツァーを考えてみたいとのお話でした。大歓迎です。実現でき操さん、星さんに会えたら幸せです。

2025年

1月

19日

今年は山雪傾向のようです。

何か力強い唄が聴きたい。そんな思いから取り出しのが「ボブズ・フィッシュ・マーケット」でした。「久保田麻琴&夕焼け楽団」の77年作「ラッキー・オールド・サン」に収められていた「また吠え始めたよ」の作者こそボブズの中心人物である敦賀隆さん。彼等は79年にデビュー。SSW?敦賀隆のオリジナルを中心にサザン・ロック&ソウルやスワンプ風味のゴキゲンなサウンドが詰まっていました。夕焼け楽団の井上ケンーさんも参加しています。カバー曲の「上を向いて歩こう」はレゲエ調で。そして32年後の2011年に2ndアルバム「Three Decades」を発表してくれました。その内容はジャケットが如実に表しているように30年が過ぎ背中の荷物をおろし丘の上でこれまで歩いてきた長い道のりを眺めている。そんな気がします。従来のアーシーなバンドサウンドに加えハーモニカや生ギターを前面に出した唄はストレートに突き刺さってきます。そしてサザン・ソウルの名曲「The Dark End Of The Street」のカバー。やはり手が伸びるのは「Three Decades」のほうです。

ボブズ・フィッシュ・マーケットの2nd「Three Decades」の中の一曲「歩き始めたよ」を聴いてて浮かんだのはDylanの名曲「見張り塔からずっと」。私の手元にあるオリジナルやカバーをまとめてみました。オリジナルで最も印象深いのは1978年のDylanの初来日時の武道館ライブ。私は初日と最終日に行きました。両日とも「見張り塔からずっと」がレパートリーに。改めて聴いてみてDavid Manfieldのバイオリンがとても印象的。他のアーティストによるカバーはどれもが素晴らしいのですが敢えて取り上げるとしたらTom Landa&

The paperboysによるカバーバージョン。打ち込み風のドラムとアグレッシブなベースに続いてフラメンコ・ギター、そこにフィドルとバンジョーによるアイリッシュ・チューンが重なるイントロが物語っている通り予想外の展開でした。粘っこいヴォーカルも魅力的です。2001年にDylanの還暦を祝って?米国の良心的なレーベル、Red House Recordsが制作したトリビュート「Å Nod To Bob」の中の1曲で続編もあります。大好きな2枚です。

2025年

1月

01日

今年もよろしくお願いします。

大晦日はThe Bandを聴きながら晩酌し今朝はコーヒーを手にAlbion Country Bandで一年の始まりです。