今年も行って来ました 2015・7・12
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あれから2週間経つのに未だEric Kazの唄のみの日が続いています。本当にまた出会えて良かったです。もう一つどうしても出会いたいのが長棟川です。27年間通い続けた大好きな渓流。それは行った翌日から脳裏をよぎるのです。若い時は思い立ったら躊躇なく出かけました。でも最近は単独釣行に自信が持てません。体力や身動きの不安もありますが熊に出会い固まってしまつた事もトラウマとなっているようです。幸いにして私の岩魚釣りの師匠でもある安保ちゃんが今年も同行してくれ実現しました。予想外の展開もありましたが十分に満足しました。出来たら今シーズン中に高橋突撃隊長も交えてキャンプで行きたく思います。
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5月の連休が終わった頃、今年も長棟川へ行かなくてはと安保ちゃん、高橋さんに連絡したところ6月は調整がつかず7月10日~11日に行く事に決定。ところが6月中旬に高橋さんに転勤内示。7/1付けで異動直後は何かと忙しく今回は欠席となってしまいました。と言う事でキャンプは高橋さんも参加可能な次回に見送り、安保ちゃんと二人の日帰りで行って来ました。長岡の我が家を2:00に出発し富山ICから小坂の部落を通過し桧峠の長棟林道ゲートに5:00到着。他に車は無く先行者の心配はなさそう。天気も雨上がりで青空が広がってきた。車から自転車を降ろしゲートの脇から軽快に下り始めると前方に綺麗な雲海が。
6:00いつもの入渓地点に到着。林道から下降途中にはかなりの水量と思ったのだが降り立つと少なさにビックリ。何はともあれ今年もこうして愛渓?に来れた事に感謝。朝食を済ませ靴を履き替え準備完了。師匠はルアー、一番弟子はミミズ。師匠はあっさりゲット。私は遊ばれるのみ。餌を落とすとゆらゆら追ってはくるが食いついてはくれない。先に進んでもやはりヒットしない。師匠の方もなかなか食いつかずでやはりこの水量では厳しいのかと顔を見合わせた。それでもここは長棟川、それなりの釣果はある筈と私はせっせと川虫を採り始めた。
川虫に変えてからは何とか数本ゲット。渡渉の困難さはなく歩き易いのだがやはりもう少し水量が有ったらと。そんな中さすがに師匠。尺物を釣り上げ満面の笑み。これで昼食が楽しみに。
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11:00昼食。馴れた手つきで見事な一品が食卓に。乾杯!あれ?手にしたのはノンアルコールビール。もちろん私は普通のビールを。一年振りの刺身は脂ものっていて本当に美味かった。あと二年来れば30年。何とか来年、再来年もこの刺身が食べられたら。後半も岩魚達は姿を見せてはくれたのだが食いは今一つ。14:00いつもの納竿地点着。数こそ少なめだが型揃いの物をキープできて大満足。ここからキツーい登り。僅か20分程なのだが前方の枝に掴まり腕力で林道を目指し急登。これは何度登っても慣れるなんて事はなく年々辛くなる一方なのです。来年は一気登りは止め休憩しながら行こう。長い林道をすたすた歩き15:00自転車置き場着。そして最後の難関。さすがに少しでも登りに差しかかると降りてしまった。16:00桧峠着。今回は見送ったキャンプ。何とか高橋さんも一緒に今シーズン中にやれたら等と話しながら19:00帰宅となりました。