年越し蕎麦の向こうに 2017・12・31
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悩める若き友人との今年最後の「蕎麦道中」は市内のタンシチューで有名な「松葉館」というお店で年越し蕎麦としていただきました。グラタンやステーキの後に日本酒と蕎麦というのもおつなものです。色んな話を聞くうちに私自身の同年代の頃を思い出しました。いつも音楽の事が頭から離れずもがき苦しんでたのでした。見かねた母親の勧めでサラリーマン生活を30年間続けて現在に至っています。30年の長い月日の中で安定志向がすっかり身についてしまい、何かを始めようと悩む友人に的確なアドバイスなどできようはずもありませんでした。でも応援したく思います。
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今年も絵を描き、走り、渓を歩き、蕎麦を食べに出かけて一年が過ぎました。そんな中で思いもよらぬ悲しい出来事がありました。親友、岡本幸夫君が急逝してしまった事です。一報を聴いた時は本当に信じられませんでした。一週間前に会ったばかりだったのです。共通の趣味である音楽を通じて出会ったのは高校生の時。以来48年間。本当に長い付き合いでした。独特の感性で私に沢山の唄を教えてくれました。David Blue、Townes Van Zandt、Donnie Frittsなど数え切れないのですが、岡本くんといえばすぐにNick Drakeが頭に浮かびます。岡本君に会えて良かった。そして本当に長いあいだ友人でいてくれてありがとう。
唯一の忘年会 2017・12・18
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15:45エアロビクスを終えシャワーを浴び帰宅しバス停へ。16:22発で長岡駅に17:10着。17:26発の新幹線で新潟着が17:48
でした。車中でウコンと缶ビールを各一本。安保ちゃんが迎えに来てくれ18:00海鮮居酒屋「うろこ」さんで乾杯。これが私の唯一の忘年会でした。気心の知れた4人で飲めるのは本当に楽しみでした。30年目の長棟川を無事乗り越えてのお酒は格別。今年は1匹もお目にかからなかったアオリイカの刺身とヤナギガレイの唐揚げ等つまみも豊富で大満足の「うろこ」さん。大好きな新潟の水は「〆張鶴」の次が「吉乃川」まででその後の銘柄に記憶がありません。酔って「来年も長棟へ!」なんて言わなかったか心配です。長棟川引退宣言をしたものの先日水無川に立ったら、来春もはやっぱり渓に出かけるのかなと思った次第。とりあえず魚津の片貝川と「ラーメンの店」は欠かせぬ事で合意したような。Yさんも一緒に。既に来春のロードレースに申込みした安保ちゃん。高橋さん、私達も走りましょう。
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二次会はいつもの蕎麦の「二葉屋」さん。今年は蕎麦仲間の体調不良などから2回しか出かける事が出来ずここでの蕎麦が楽しみでした。美味しい蕎麦は変わらず。でも辛味大根の辛味が少し薄れた様な。ここで唯一の忘年会の大切な仲間とお別れして21:34発の新幹線で長岡へ。長岡駅前で異変が。タクシーが皆無なのです。仕方なく、いや喜んで繁華街へ向かいました。
12月の晴れた日に 2017・12・13
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すっかり冬景色になりました。先日所用で南魚沼市の浦佐に出かけました。長岡の自宅付近は雪が残っていたので魚沼はかなりの積雪と思い長靴で行ったのですが積雪はゼロで路面乾燥状態に驚きました。我が家の廻りだけ降ったようです。用を済ませたら水が見たくなり越後駒ケ岳から魚野川に流れ込む水無川へ。魚野川との合流手前で伏流水となるため水無と呼ばれているのでしょうか?桐沢の集落のはずれに有った今は亡き陶芸家、駒形孝志郎さんの「とかとんとん釜」の跡地が見えたら亡くなる一週間前に病室で交わした会話を思いだし切なくなり、跡地にこれ以上近づく事が出来ませんでした。孝志郎さんとはいつも世間離れした森の神や空間の話をしていた気がします。林道入口で通行止めのゲート。少し動かし失礼して上流部へ。可愛い岩魚や山女魚が釣れた渓です。
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帰りに小出スキー場から懐かしい町並みを。町の中央を長良川が流れる白鳥町から泣きじゃくる猫達と魚野川が流れる小出町にやって来たのは20数年前の事です。わずか2年間でしたがとても印象深い町です。役場の片隅でカミさんと始めた手話サークルは当初7、8人でしたが町を去る頃には3、40人程に。小学校に出かけ手話を教えた事もありました。そして札幌のアイリッシュ音楽を奏でるHard To Findの皆さんに出会ったのもこの町でした。長野へのツァーの帰りに我が家へ。そして翌年「小出フラワーフェスティバル」に出演。孝志郎さんとこでもコンサートを。折立川、松川、黒又川を歩き越後駒ケ岳、八海山、浅草岳に登り、須原スキー場、アクシオムスキー場で滑りました。その頃入手困難なお酒「八海山」も知人のつてで沢山いただきました。社協のSさん、役場のIさん、サークルの沢山の皆さん、先日連絡をくれた手話の先生でもあるYさんありがとう。そんな思いで小出町を眺めました。
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Hard To Findの1stアルバムです。本当によく聞きました。沢山のアルバムを残され現在は個々に活動をされています。1、2年楽器から遠ざかっていたのですが音楽好きの友人が来て久し振りに手にしたのですが、ほとんど弾けませんでした。でも楽器の楽しさが少しよみがえり練習をと思っています。
今年も豊科から大好きな自家製の野沢菜を送っていただきました。感激!
またまた会津へ 2017・10・16
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久し振りの蕎麦道中でした。いつも通りアクアーレ長岡に集合した顔ぶれは一新。初めてご一緒する方々。会津坂下の「くるまや水車」さんのつもりだったのですが予定よりも早く着きもう少し足を延ばして有名な山都の宮古地区へ。10数件のお店が立ち並ぶ蕎麦処。3年振りです。前回と違うお店へと思ったのですが何と2店以外休業。うち1店の駐車場は空で不安になり、先客のいるお店へ。
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3年前にもお邪魔した「権三郎」さん。駐車場脇には蕎麦の実が干されていて可愛い子猫がお出迎えしてくれました。商売繁盛で店の入口が改装されていましたがお部屋は以前と変わらぬ古民家。十割蕎麦は風味豊かで腰もしっかりの食べごたえ、蕎麦の天ぷらなる珍しいものや定番ニシンの山椒漬けと満足のひとときでした。今回も「水そば」は見送り。
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ひと山超え西会津の道の駅「よりっせ」へ。すっかり様変わりし驚きました。増築され洗練された野菜館と食事処。私は以前の入り混じった店内の方が良かった気がしました。私にとってもう一つの定番である馬刺しの200gパックを購入し帰途に。しばらくは49号をのんびりと走行、紅葉には少し早かったのですが収穫期の柿の実を見て甘柿か渋柿かを見分ける事ができるものなのか等と柿名人の話や日常のよもやま話で大いに盛り上がりました。いつものメンバーですとお墓の話が出るのですが今回は。安田ICから磐越道に乗ったら怖い車に遭遇。2車線のセンターライン上を走行しているのです。・・・マークの方。お互い気をつけましょうね。アクアーレ長岡で入浴し帰宅。
走るのはシーサイド 2017・10・16
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雨が降らなければ良いのだが。帽子を忘れてしまった。「寺泊シーサイドマラソン」。これが今年最後のレースでした。以前度々船釣りで訪れた寺泊、「作十丸」の番屋の看板が
懐かしい。船長によく怒鳴られました。その番屋の先の体育館脇がスタート地点でした。米山、三島、高場山と山登りが続いたのですが今回は平坦との事前情報で少し気楽に望んだのですが何回走っても楽な筈はありません。曇った空と少し暗い海を横目に来年は青い海が見れたらと。58分03秒と1時間を切れて良かった。アクアーレ仲間の岩渕さんはさすがに早かったし、安井さんも頑張りました。
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ゴール後には暖かい番屋汁のサービス。係りの人の話だと3500食用意したとか。ごちそうさまでした。よく当たる抽選会までには1時間近く有り体も冷えてきたので「太古の湯」へ。入浴後ここで食事の予定だったのですが食事処が閉鎖。向かいのホテルのレストランへ。席は空いているのに1時間近く待たされて、イライラしながらようやく席に。何だったんでしょう。そこそこの値段の割に今一つの料理。レース会場に出ていた「たこ飯」と「浜焼き」を買って来れば良かったと後悔。それでも今年最後のレースを十分に楽しんだのだからと気を取り直して帰途に。
これまでに出会った猫達を描いてみました。現在は右下のミケのみとなってしまいました。
南安曇郡豊科町南穂高(安曇野市) 2017・9・25

安曇野市へは北陸道~上信越道の高速路線があるのですが私は糸魚川ICから登山、渓流釣り、スキー等で通い慣れたカントリーロード148号で。仲間の皆さんの体調等の点からめっきり回数が減った「蕎麦道中」今回は単独となりました。30年前、白馬岳登山の帰りに将来の定住地はここに決めたなどとうそぶいた小谷村の道の駅で蕎麦の予定だったのですが昼食時で満車状態のため昨年も立ち寄った白馬の「呑者屋」さんへ。細めの蕎麦はやや風味にかけるものの馬刺しで補い満足の一枚でした。
大町から目的地、安曇野(豊科)の栗原さん宅に近づくと複雑な気持ちになりました。2年振りです。一寸寄り道をと烏川へ。国定のアルプス公園や立派な温泉施設、キャンプ場が整備され私が居た頃と様変わりの須砂渡渓谷。渓流釣りや常念岳登山で慣れ親しんだ烏川、川沿いの道路すっかり舗装されていました。誰も気づかぬ程に地味な手書きの板看板の「延命水」は景勝地に。一口いただき延命とはいつまでか?あまりの道幅の狭さにうんざりしここで引き返す事に。立派な温泉に立ち寄り今回の目的地である栗原さん宅へ。
松本市から豊科町へ転居したのは平成元年の春でした。古い一軒家で猫達も丸い背中を存分に伸ばす事が出来ました。そんな中、近所の栗原さんに懇意にしていただきました。確かエリちゃんが年長、ヒトミちゃんが小3だったかな?お爺ちゃん、お婆ちゃん、お父さん、お母さん、親戚の皆さん。本当に幸せな2年間でした。その後も幾度となくお邪魔したり一緒に出かけたりと。今回はお婆ちゃんの一周忌以来2年振りの再会。お母さんになった2人のご主人と4人の子供達を含め11人とテーブルに収まり切れぬ程沢山のお母さんの手料理での夕食は感激でした。途中、何故か置いてあった私もレッスンを受けているバランスボールで遊んだり、子供達の組体操を拝見したり。特に婿殿二人の学生時代の体験談は興味津々でした。エリちゃん家族も帰り栗原さんと遅くまでよもやま話。それにしても海釣りへの情熱は素晴らしくその釣果にビックリ。ワンの「キラ」ニャーの「ミルク」も一緒に遊んでくれました。翌朝、来てくれたエリちゃん、ヒトミちゃんと記念撮影して大好きな豊科、いや栗原さん宅を後に。
また寄ってね 2017・9・20
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今年も情緒不安定な夏でした。そんな夏に迎えた私の誕生日は「世界猫の日」なのでした。各国が各々で制定していますが世界動物愛護団体が定めたのが8月8日のようです。ちなみに日本の猫の日は2月22日。暑さが少し和らいで来たので気分転換にと、これまで出会った猫達を一枚にまとめて描いてみようかと思います。初めての猫は高校生の時に友人から譲り受けてたのですが1ヶ月もしないうちに近所の猫に咬み殺されてしまいました。夏休みの出来事。写真も残っていません。悲しい出会いでした。その後の1985年魚津市でシャム猫の初代モモに出会って以来今日まで一年間の空白以外は猫の姿が我が家から消えた事はありません。13歳のミケは今も隣でぐっすりと。
絵を描こうとこれまでの猫達の写真を見ていたら、仕事の都合といえ引越しの車内で声が涸れる程に泣きじゃくった事、あの時もっと早く病院に連れて行ったら等とやたらと切なくなってきてなかなか進みません。ミケを含めて8匹の猫達。何とか描かなくては。
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今年に入って近所の猫が時々我が家に寄ってくれます。散歩好きのムタちゃん(ラグドール?)です。こんなに人見知りをしない猫は初めてです。私の猫達は他人の姿や車の音が近づくと一目散に家に逃げ帰ってしまいました。ムタちゃんが立ち寄るとミケも気になるようですが、なかなかその距離は縮まりません。でもまた寄ってね。
猫好きのエンケンこと遠藤賢司、70年代から唄い続けている純音楽一代男。傑作「満足できるかな」に登場した猫の名前は「寝図美」でした。彼は一体何匹の猫達に出会ったのでしょう。不滅の男エンケン、今日は久し振りに聴いてみます。
走った後はおいしいビールを 2017・7・20
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「ちまき」をいただきました。子供の頃、この時期になると「笹団子」用の笹を採りに出かけました。横幅が広く薄緑の物を一本ずつ折り両手一杯に抱え帰宅し自慢してた様な気がします。我が家では笹団子だけで「ちまき」の記憶がありません。甘いあんこの入った笹団子の方にばかり気が向いていたのでしょうか。色んな具の入った「中華チマキ」をTVで見た事は有りますが口にした事はありません。今回丁寧にきな粉も一緒にいただき、笹を剥しまぶして口にすると懐かしさが口いっぱいに拡がりました。そうだ!これは「ぼた餅」と同じ筈だから小豆の缶詰を買ってきてまぶして見ては等との邪念が。
小中学生の頃、短距離走が得意だった気がします。でもそれは運動会程度の事でした。何はともあれ唄の世界に憧れていました。社会人となってから夢中になった登山や渓流釣りの為にジョギングを時々はやりましたが、走るために走り始めたのは41歳からです。初めてのレースは5Kmでした。その後10Km、ハーフと走ったのですがフルマラソンには辿り着けませんでした。当然の事ながらタイムも同年代で中の下。54歳で離職してからは止めていましたが一昨年に声をかけていただいた、一人2.5Kmの駅伝で再び走る事に。以来、年相応にと開き直り続けています。6月に参加した「越後丘陵公園リレーマラソン」の慰労会に出席しました。とても楽しい一時でした。休む事なく続けている飲酒はいつも酔っ払い爺さんとなってしまいます。
暑い夏の夕方は暑苦しいスワンプ系が多いのですが、さすがに朝は爽やかな3枚を聴きながら。時折爽やかな風も吹き込んできました。
道端で見つけた花 2017・7・9
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右脚踵とふくらはぎの痛みが漸くやわらいできました。思えば数年に一度は同じような症状が出ます。ある程度に脚を酷使すると限界となりブレーキがかかるようです。今年もよく走り歩きました。先月末の「高場山ロードレース」での山下りがその限界だったようです。今回は比較的に軽度で済み何とかジムのスタジオ・レッスンが出来る程に回復しました。これを機会に遠ざかっている楽器を練習しようと思ったのですが三日坊主にさえなれませんでした。この時期になると6~7月にかけ長岡でコンサートを何回か行ったHard To FindやRinkaといった札幌の音楽家達を思い出します。メンバーでフィドラー(ヴァイオリニスト)の小松崎操さんに教えてもらったヤナギハナガサ(三尺バーベナ)が満開になりました。ネットで苗木を購入したのですが失敗。以来どこに行くにも目を凝らしていたら道端に咲いているのを見つけては少し分けてもらい我が家の庭に。似たような花で蕎麦の「須坂屋」さんに分けてもらっのも根付き小さな花が咲きました。立派な庭園に咲く大輪よりも道端に咲くのが好きなのです。脇見運転に気を付けなくては。
満腹の蕎麦道中 2017・6・14
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遅ればせながらも今年第一回目の蕎麦道中に行って来ました。昨年の秋に行く予定だったのですが大雨で休業の為断念した妙高市のいもり池に面した「芭蕉庵」さんです。今回も悪天候で北陸から上信道に入ると雨と霧で視界不良となってしまいました。少し早めに出て目指した笹ヶ峰は深い霧の中。他に行くところもなく妙高ICを降り向かう事に。ところが林道を登り始めると霧も晴れ僅かながらも青空が見えてきました。杉ノ原スキー場付近から路側に山菜採り禁止の看板が数十メートル毎に立てられていたのですが、どこ吹く風とばかし停止車両の列が。そしてスキー場にはワラビ採りの人達。立ち寄った笹ヶ峰のレストハウスの従業員も嘆いていました。何度か登った「火打山」の登山口と「ドイツトウヒ林」を見て下山。
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念願の1,350円で蕎麦と天ぷらが食べ放題。天ぷらは屋外での揚げたてのウド、行者にんにく、きのこ、山ぶどうの芽等の山菜。食べました。何と蕎麦を3人前強。他にカレー、サラダ、煮物も有ったのですが私達は蕎麦と天ぷらのみ。大満足の「芭蕉庵」さんでした。予定では燕温泉の「河原の湯」か「黄金の湯」に行くはずが、これも昨年同様雨でキャンセルし鵜の浜温泉の「人魚館」に立ち寄り帰宅。お腹は翌朝まで満腹状態の蕎麦道中でした。
知人の愛犬を描きました。

長棟川との出会いがなかったらここまで渓流釣りに夢中になる事もなかったと思います。今回も同行してくれた安保ちゃん、高橋さんを始め数々の仲間達と訪れました。名古屋の渡邉さんとは数々のトラブルを重ねながらほとんど誰も入渓してなかった核心部ともいえるゴルジェ帯にも行く事が出来ました。また亡きカミさんが私の後方で餌用の川虫を採る手助けをしてくれ大漁につながった事も。そして数知れぬドラマがありました。喜び、苦痛、恐怖、。いくつかは「渓」に記して有ります。 素晴らしい長棟川に感謝すると同時に教えてくれた安保隆さんに感謝。もうすぐに63歳になります。この先体力に自信が持てません。長棟川へは無理でも今回も帰りに立ち寄った魚津の「ラーメンの店」へは行けそうです。本当に素敵な笑顔でしたね。今回も思い出深い釣行になりました。
汗と涙の一日 2017・5・29
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自宅を出る時は雨もあがったのですが「みしま西山連峰登山マラソン」の会場である三島体育センターに着くと土砂降り。おまけに駐車場が満車で四苦八苦。何とか確保し傘をさして受付へ。しかし開会式が始まる頃には雨も徐々に小降りとなりスタート時にはあがりました。開会式を終えた人混みの中で史織ちゃんを発見。元気な笑顔。先週は軽井沢でハーフに出場し何と3位だったそうです。頼もしい限り。先週リレーマラソンを一緒に走った岩渕さんも合流。
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10:03スタート。昨年は猛暑の中でしたが今年は心地良い涼しさ。ここで異変が。いつもダッシュの岩渕さんがなかなか私の視野から消えないスローペース。レース後に聞くと山登りに備え体力を温存していたそうです。功を奏し結果的には昨年を上回る好タイム。既に折り返し、笑顔でもくもくと登ってくる史織ちゃんとすれ違った時は女性の中で3、4番目でした。結果は56分台で見事4位入賞。タイムも順位も昨年を上回り素敵な両親に見守られての表彰式、おめでとう。安井さんも昨年のタイムを大幅に更新。そして私は折り返し後の坂道を5、6回歩いてしまい昨年なみの1時間10分55秒でした。お疲れ様でした。来年また走りましょう。
アクアーレで汗を流し今日中に仕上げようと絵を描いていると友人の坂牧さんからとんでもない電話が。大切な友人である岡本くんの訃報。先週会ったばかりでした。涙が。
暑い中走って会えて良かった 2017・5・23
30度近い暑さの中「越後丘陵公園リレーマラソン」に参加しました。8:00に現地集合しテントを設営後にコースを確認し10:30スタート。私達のチームは18歳から最高齢である62歳の私を含めた上限10人で42.195Km。制限時間4時間。参加チーム287の中には若干4名という強者も。テント内でお弁当を広げる家族や様々なコスチュームに身を包むチームと和やかな雰囲気の中でしたが私に課せられた1周2Km10分で2周はとてつもなくハードで果たすことができませんでした。すみません。でもそこはチームプレー、7分台という力強い味方や2週目もタイムを落とさず力走された皆さんにカバーしてもらい制限時間内に終える事ができました。仕事の為に前半で2周を突っ走りながらもゴールに立ち会えなかった鈴木さん、若さゆえに、ただ一人3周し見事ゴールを決めた小玉君を含め皆さんお疲れ様でした。そして感謝、感謝。
開会式会場で偶然田中さんに再会しました。半年振りくらいでしょうか。お元気そうで何よりです。「アクアーレ長岡」で私がエアロビクスやZUMBAを始めた2、3年前に初めてお会いし一緒にレッスンをした人です。中学生の息子さんがおられ陸上をやられている事は聞いていたのですが、まさかお会いするとは。ちなみに彼女のチームは上位入賞を果たしたそうです。おめでとうございます。
私達のチームも3時間2?分で140位の好成績でした。もしも来年も出るとしたら1周11分でお願いしますね伊藤主将。
今年も春がいっぱい 2017・5・1

古くからの友人宅にお邪魔して珍しい物を発見しました。養鯉池の端っこに見事なクレソンのかたまりです。数年前の渇水期に一度消滅したのですが今年かたまりとなって復活したようです。一般的にクレソンは水面に浮かび広がるか湿地帯に自生しています。こんな見事に丸く整ったものは初めて見ました。摘んで食べてみると適度な辛味もあり食べ頃でした。今年は少雪で雪消えも早かったのですが気温が上がらなかった為か昨年よりも山菜の出が遅れているようです。一面のツクシ、イチゲ、ワサビ、ウドと春の香りを満喫しました。また久し振りの友人と辺りを散策しながら近況を。やはり体の事と数十年振りに出たあがた森魚とはちみつぱいのニューアルバムについてでした。
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ギタリスト井上潤さんとヴォーカリスト吉田睦さんの結婚披露宴ライヴに行って来ました。随分沢山の方がおられ驚きました。お二人のファン初心者の私はバンドメンバー以外に知ってる顔はなかったのですがバドワイザーを片手に楽しませてもらいました。睦さんは出産を控えしばし音楽活動を停止されるようです。元気な赤ちゃんと共にステージ戻って来る日を作秋に出されたセカンドアルバム「Black&White」を聴きながら待ちます。
我が家の庭も春がいっぱいです。
冷たい雨とさわやかな青空 2017・4・17
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「頑張ってね」とハーフ出場の安保ちゃんを送り出すと「10Kmスタート10分前です。スタート地点に集合して下さい」気温7、8度で雨の中を震えながら待ってスタート。10数年振りに「長岡ロードレース」に参加しました。長岡市陸上競技場から信濃川左岸の堤防道路に出て大手大橋、長岡大橋、蔵王橋の先を折り返す平坦なコース。安保ちゃんは逆方向で越路橋を折り返し。走り始めてもなかなか体が温まりませんでした。蔵王橋手前で折り返して来た岩渕さん、続いて岩下さんとすれ違い元気をもらいました。折り返し地点で時計を見ると30分、いけないこれでは1時間を切れないと復路は必死に。56分31秒でゴール。5kmに出た安井さんも笑顔で満足そう。52分台と速かった岩渕と労をねぎらい安保ちゃんを待つ事に。このコンディションからして好タイムは無理かなと思っていたら1時間43分でゴール。立派です。長棟の師匠からランニングの師匠に。

一週間後の昨日は昨年強風で当日中止になった「米山山麓ロードレース」に安井さんと参加しました。快晴、気温22、3度、桜満開。先週の長岡とはうって変わって最高のコンデション。しかし山麓コースが売りの大会。坂道を登りきれず数回歩いてしまいました。7、8年前は走り切れたのですが。山を超え集落の中を下り始めるとお花が満開。特にゴール2Km手前付近の桜並木は癒されました。立ち止まってスマホで撮影するランナー。さすがにそこまでの余裕はありませんでした。11kmを1時間11分でゴール。そして5分以上は離れたと思っていた安井さんが2分後にゴール。追い越されなくて良かった。「長岡ロードレース」では意味不明なネームプレートのみでがっかりでした。せめてスポーツドリンクか寒い時期なのですから暖かい缶コーヒーくらいは。ここではレジャーシート(皆さんすぐに活用)豚汁、紅茶、スポーツドリンク飲み放題。更には抽選会があり私は一等が当たりお菓子の詰め合わせをいただきました。ちなみに二等がお米1.5Kg、三等は温泉入浴券、四等はポケットテッシュで空くじなし。キツイけど来年も出たく思います。来月は「越後丘陵リレーマラソン」と「みしま登山マラソン」の予定です。
今年も絵を描き続けています。
つれない3人 2017・3・31

2枚目のチャーシュウをつまんだら何か白い物が見えました。何とお餅が。女将さんが笑顔で「ビックリしましたか」と。年に1、2度伺う魚津市の「ラーメンの店」。笑顔を絶やさぬご主人と女将さん。やはり片貝川へ来て良かったと。そうなんです。片貝川の澄みきった流れの中で岩魚との再会に胸を躍らせる為に、安保ちゃん、高橋さんと朝6時に出かけて来たのです。山女の集落の少し先の第一発電所に8時着。先行者なし。天候晴れ。やや少なめの水量。その清らかさに思わず絶句しながらスタートしたのですが、行けども行けどもアタリなし。堰堤を高巻き、ザラ瀬を小走り、期待していた岩場に辿り着き好ポイントに振り込むものの反応がなく最後の三段堰堤に望みをかけるも空振りで納竿となってしまいました。片貝でゼロとは。しかも腕達者?三人で。しかし帰りの雪道もめげる事なくその足取りは軽やか、何故かといえば私は本当にあの美しい水が見たかったし「ラーメンの店」とワサビ&クレソンで十分に満足でした。3人で次回目指す長棟川もある事ですし。一足早くハーフを走った高橋さん。もうすぐ安保ちゃんと「長岡ロードレース」です。
帰宅後は毎日通うジム&温泉「アクアーレ長岡」を今月一杯で退職するもう一人のスタッフMさんの送別会でした。各々、諸事情にて退職されるのでしょうが毎日顔を合わせていた人が去るのは寂しいものです。今回退職される二人は幸いにして若者です。私と違ってまだまだ色んな道が有ります。確固たる自己を見つけて下さいね。応援しています。
「笑楽」さんにて 2017・3・25
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私が酒を飲み始めたのは、確か16、7歳の頃からでした。決して自慢できる事ではありませんが以来今日まで途切れる事なく飲み続けています。最初はビールでその後ウイスキー、ワイン、ウオッカ等洋酒ばかりでしたが30歳を過ぎると日本酒そして最近はもっぱら焼酎です。家で唄を肴に晩酌も良いのですが、お店で一杯も欠かせません。手の込んだ肴と会話。お金と体の許す限り通いたく思います。自宅に比較的近いところに「笑楽」という素敵なお店があります。夫婦二人でやられている和風居酒屋です。いつも酔ってしまい美味しい料理の写真を撮らず紹介できませんが季節の物をメインに充実の品々です。特に「馬刺し」と「タコわさ」は絶品です。ちなみに奥様とはランニング仲間です。先日二夜連続でお邪魔しました。
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中学生の時グループサウンズの真似事したのが始まりで高校生になるとすぐにバンドを。ギター、ヴォーカル、ドラム、ベースの4人編成でBeatles、Stones,Ventures等に加え何とJimi Hendrixの「Purple Haze」も。私はギターだったのですが間奏部分がまったく弾けませんでした。そしてヴォーカルが1年振りに一緒に飲んだ二つ年上の先輩の坂牧久伸さんです。バンドこそ1、2年で解散しましたが二人共より一層音楽にのめり込み現在に至っています。何回か喧嘩をして疎遠になりかけながらも節目には必ず再会してきました。あれからもう45、6年経つのですが会って飲み始めると必ずお決まりの音楽談義。あの時代の輝きが忘れられません。年々記憶を美化しているのかも知れません。そしていつまで経っても二つ年上の先輩であり無二の親友です。また飲もうね坂牧さん。
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翌日は結婚祝い&送別という不思議な飲み会でした。私が毎日通う温泉&ジムのスタッフのOさんが昨年めでたく入籍したのですが残念ながら今月で去る事になってしまいました。ボディ・コンディショニングやキック・ボックス等で5年間程指導いただきありがとうございました。色白で細身ながらも凄い筋肉質の彼。多才でお人形様の様に素敵な奥様。可愛いお孫さんの誕生が待ち遠しいですね、お父さん。職場は変わっても住まいは近所ですからまた「笑楽」でお会いしましょうね。
30年目の笹川 2017。3・2
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解禁日の昨日は6時過ぎに家を出て富山方面へ向かっていると渓の綺麗な水、岩魚、ワサビやクレソンへの期待が募るものの一方では無性に寂しくなりました。何をするにしても一緒だったカミさんの姿が。一人になってもうすぐ4年。一人で長距離運転していると色んな事が浮かんでは消えて行きます。早く高速道路を降りて歩き始めなくてはと幾つものトンネルをくぐって朝日町の笹川集落に着いたのが8時。林道入口には立派なゲートが設置されていました。丁度30年前の3月に安保ちゃん、渡辺さんと共に岩魚釣りデビューした懐かしの渓なのです。その後も数回訪れたのですが最後がいつだったのか思い出せません。とにかくゲートはありませんでした。運良く先行者はおらずほっと一息。目的地は初めて釣り上げた林道奥の通らず手前。晴天の中澄み切った流れを横目にひたすら奥へと。ラッキーだったのは放射冷却で冷え込みカンジキ無しで凍み渡りできた事です。帰りはカンジキ頼みでしたが。思ってたよりも渓が深く降り立つのに一苦労。竿を出すと早速アタリがあるものなかなか掛からず。漸く釣り上げたのは15Cmの小物。その後もキープサイズはゼロ。期待の大きな淵でも小物ばかりで納竿。それでも十分に満足し林道を歩いていると日向ぼっこしていたと思われるカモシカがすっと立ち上がりご対面。2m程の近距離なのに逃げようともせず見つめ合い手を振って私の方から「さようなら、またね」と。
車に戻り昼食後は県境の大平川へ移動して春の三草採りへ。小雪ながらも気温が上がらずか成長が今一つ。月末くらいが良さそうです。
いつもの朝に 2017・1・16
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今シーズンは大雪というのが大方の予想でしたが正月は積雪がほとんどありませんでした。先週になって降り始めいつもの冬の朝になりました。これから立春にかけてはそれなりの降雪が続くと思われます。今朝、どの位積もったかとカーテンを開け庭を見ると久し振りにウサギの足跡がありました。行ったり来たり。何か探していたのでしょうか。私もミケもぐっすりと眠っていて気がつきませんでした。今度は明るい時に来て下さいね。
この頃、焼酎の後に一杯のバーボンを。