今年の納会はブリしゃぶ                  2019/12/23

降雪もなく路面乾燥なのに、なかなかバスがやって来ませんでした。これ以上遅れたら予定の新幹線に乗り遅れるのではと不安の中何とか間に合いました。長岡~新潟往復のお得切符は4200円。片道20分程度の新幹線はけっこう高い乗り物です。新潟駅から10分程でほっこり居酒屋「ひょうぜん」さんに到着。安保ちゃん、高橋さん、覆面メンバーのYちゃん。楽しい宴の始まりです。1年振りのYちゃんの元気な笑顔。僅か2、3ヶ月だったけど机を並べて仕事をしたのはもう20数年前だったね。一緒に入社してきた西木君は現在、金沢にいるとか。来年は是非とも会いたいなあ~。最近会ったという安保ちゃんによると、だいぶかっぷくが・・・・・。

還暦を迎えてからは全てが下降路線となり渓への期待よりも不安が募る中、今年も長棟川、片貝川、ラーメンの店へ行けたのは紛れもなく安保ちゃん、高橋さんのお陰です。大滝川の魚止め、折立川で山菜採り、長棟林道ゲートの開放、クマ騒動、イワナ寿司&ガイコツ汁、立山町の温泉夢ごこち、末沢川の尺物、片貝川での高橋さんの34Cm、金太郎温泉、魚津のラーメンの店へ2回と本当ありがとう。さて来年は。やはり長棟川へ。そして是非ともYちゃんの渓デビューを片貝川で実現しなくては。

初めての「ひょうぜん」さん。魚と日本酒の美味しい本当にほっこりのお店でした。カレイの焼き物、シメサバ、アラ汁そしてブリしゃぶ。美味しく沢山いただきました。本来ならば感謝を込めて宴の費用はすべて私が持つべきだったですが。それは来年にしましょう。

二次会はいつもの「双葉屋」さん。すっかり酔ってしまい蕎麦の写真を撮り忘れてしまいました。特盛4人前と馬刺しを注文。蕎麦は去年よりも腰が強く固めになったような気が。より戸隠感が感じられました。「ひょうぜん」さんでは???ご飯も頂いたのですが蕎麦は別で美味しくいただきました。ここで皆さんとお別れして新幹線に。長岡に戻ったのが22:00。Jazzバーへ行くも満席。忘年会の真っ只中で何処も空席なし。たどり着いたのが何故か客1人のお店。何と浜田省吾専門店?マスターの浜田省吾への熱意は相当のもの。特に嫌いというわけではないのですが。やや食傷気味に。そしてタクシーをお願いするも空きがなしどころか目途さえたたず。駅へいった方が良いとの助言を受け向かったのですが長蛇の列が。数年前の新潟からの帰りにも同様の事がありました。少し歩き駅へ戻るタクシーを何とかつかまえての帰宅となりました。

今年もあとわずか。溪を歩き安曇野にも出かけたし花を見たり育てたり絵もそこそこの枚数描きました。でも毎年やろうと思いつつもさぼってしまったのが楽器の練習です。コタツに入って練習しようかなど怠惰な考えで年初めに小型のキーボードを購入したのですが三日坊主でした。他の楽器もほとんど触れずじまい。やはり何か目標や仲間がいないと続かないようです。でもまだ手放しません。

私同様に練習をさぼるミケ
私同様に練習をさぼるミケ

12月の晴れた日に                     2019/12/12

雲ひとつない晴天の朝。先日からフキノトウの絵を描いているのですがこの暖かさならば実物が見られそうなのと、以前から一度行ってみたかった蕎麦屋「山河」さんを目指して三条市下田(旧下田村)へ出かけました。20年近く前の春、渓流釣りに入り大物を手元まで引き寄せながらもバラしてしまった守門川。温泉好きのカミさんと数回行った「いい湯らてい」。守門岳登山。ヒメサユリ見物。古民家でのコンサート。そして退職後、水害に見舞われた際に5日連続でボランティアに参加したのが最後でした。猛暑の中、やや高めの床下に入っての土砂出し。沢山の山菜の漬物樽が土砂をかぶり腐ってしまい息苦しい程の臭気の中を必死に掻き出したのが思い出されます。それでも被災されたお婆ちゃんが昼には笑顔でごちそうを準備してくれたのを思うと良い思い出となりました。ちなみにボランティアは何かをごちそうにならないのが原則ですが私は断らずに喜んでいただきました。そんな下田は7,8年振り。何とも気持ちの良い冬の青空。平日で行き交う車もほとんどなく五十嵐川を横目に進むと前方にそびえ立つ岩山の八木鼻、その後方の真っ白な守門岳を眺めながら守門川上流へ。集落を過ぎ林道入り口で残念ながら通行止めとなっていました。大物を逃がしたのはこの先だったような。辺りの山肌を丹念に探るとありました可愛い蕾のフキノトウ。いくつかいただき五十嵐川沿いの蕎麦屋「山河」さんへ。ぽつんと一軒、何とも良い感じのお店です。「天ざる」を注文。二八の新そばはやや強めの腰。珍しいカキノモト(食用菊)の天ぷらが美味。五十嵐川の静かな流れを眺めながらの満足のひとときでした。

安曇野の栗原さんから届いた自家製の野沢菜などに大感激。

知人のワン・ニャー達です。ハッピー、ミー、ミースケ、プリン、マロンちゃん

今年最後の花も、もうすぐ雪の下となります。来年もちゃんと芽を出してくれますように。

菊も好きだけどヒメツルソバはもっと好き          2019/10/22

春に続いて咲きました。ヒメツルソバ
春に続いて咲きました。ヒメツルソバ

トレーニングを終え玄関を出て目に飛び込んできたのは菊の大鉢6、7個。そういえば毎年、丹精込めて育てられた大小色とりどりのものが飾られていたのです。おそらくは個人で持ち寄られたもの思われます。とても素晴らしい事です。でも今回は悲しくなりました。6、7個置かれた鉢の下には私の好きな花「ヒメツルソバ」が一面に生え花を咲かそうとしているのです。昨年から気になり色んな人に花の名を尋ねたりネットで検索していたところ春にこの施設の園芸ボランティアをなさっている方やトレーニングでお会いする方から「ヒメツルソバ」と教えていただき早速ネットで購入した次第です。花よりも送料が高額でビックリ!

人それぞれ価値観の違いは当然ですし、ましてはよそのお庭。私がどうこう言うのは筋違いというもの。でも書いてしまいました。花の王道をいくバラよりも山や道端に小さく咲いている花が私の好みです。今年も色んな花を見る事が出来ました。特に春のネモフェラには感動。花期の長い三尺バーベナは今でも庭に咲き続けています。蝶々の生態については無知なのですがやたら三尺バーベナが好みのようで今でも沢山やって来ます。

八高線のワンマン電車
八高線のワンマン電車

念願の八高線からの充実の一日                2019/9/25

さわやかな秋晴れの朝は掃除、洗濯、ゴミ出しを済ませたら何を聞こうか?少し早いけど「When October Goes」を。生ギターの響きが心地良いです。ちなみに副題は「Autumn Love Songs」。どんより曇った彼岸の中日に墓参りがてら埼玉と東京へ出かけてきました。湯沢から大雨となり関越トンネルを抜けしばらくすると極端な濃霧。

渋川伊香保でようやく安心して運転できるようになりました。墓参りを終え兄から八高線が停車する小川町へ送ってもらい春に乗りそびれたワンマン電車にようやく初乗車。青梅線と交差する拝島までの乗車。もう少し山間を走るかと思いきやほとんどが住宅地でした。それでも高麗川までのワンマンカーの車内は想像とおりののんびり気分を満喫出来ました。来年は高崎~小川町間もぜひ。

4月以来の「cafe ToRamonaにはお昼過ぎに到着。ギネスと「ひよこ豆と野菜のカレー」をいただいた後は浦野さんの膨大なコレクションから初めて耳にした唄を肴に楽しいひとときを。SSWやTradは当然の話題なのですが、今回は1997年にデビューしたJeb Loy Nicholsが制作したコンピレーションアルバムに始まりMemphisやMuscle Shoals

で制作されたアルバム。特に有名ポップシンガーであるLuLuやDionne warwick、Carmen Mcraeのアナログは貴重な一枚でした。更には私も一時夢中になり買い集めたSoul系のライターが制作した自身のアルバムについてと。またレコード以外に興味津々のものも。私は無くしてしまったNorman Seeffや初めて見たGraham Nashの写真集。欲しかったPaul Davisの画集を拝見。そして浦野さん自身も奏でる楽器。メロディオン、共鳴板の無いリゾネーター・ギター。本当に楽しい時と空間でした。ありがとうございました。来春にはまたお邪魔したく思います。最後に音楽雑誌「レコード・コレクターズ」の中の連載「レコード紳士録」に浦野さんが登場されるそうです。11月発売の12月号?しばらく遠ざかっていますが必ず購入しなくては。

福生から新宿、池袋を経由して東上線の和光市に夕方着。駅前の居酒屋で叔母さん、従姉妹の家族、そして兄。あまりにも色んな事が有り過ぎた一年を振り返っての飲み会はとても前向きで楽しい宴会となりました。

逆転サヨナラ34cmの片貝川                2019/9/14

「9月にもう一度渓に行けたらいいね」「出来たらキャンプも」「寿司もいいね」「私はいつでも可能だから二人の都合の良い時に」という事で出かけて来ました。場所は決して脳裏から消えることのない「片貝川」と「ラーメンの店」の豪華二本立て。そしてサブメニューの「金太郎温泉」。いずれも大満足の釣行となりました。今回私が最も感じたのは私の記憶のあやふやさ、情けない程の記憶違いだったのです。堰堤の数と位置、林道と水面との距離、林道の車止め箇所、構造物の有無、何一つ正確な記憶が蘇りませんでした。もっともあの山奥に今月架けられた橋もあったくらいですから景観が様変わりしたのも事実です。ですので魚影が濃く帰りに「サルナシ」を沢山採った場所には辿り着く事が出来ませんでした。

                   ?年振りの片貝川キャンプへ

高橋さんと初めて会ったのは27・8年前に安保ちゃんを通じてでした。私は岐阜県の白鳥町(現郡上市)、安保ちゃん等は関東圏内に勤務していて富山と高山を結ぶ国道41号の茂住で落ち合い長棟川へと向かったのでした。以来ほぼ毎年一緒に出かけています。渓、ロードレース、飲み会でも決して弱音を吐く事のない高橋さんが今回の主役となりました。想定内というか覚悟して臨んだ片貝川。林道は途中で車両進入禁止の鎖、そして先行者。キープサイズは安保ちゃんの数匹。道端でバッタを捕まえ爆釣間違いなしと挑んだ私はゼロ。この不調を払拭してくれたのが最後のポイントと決めた堰堤下で高橋さんが釣り上げた34cmの大物。おめでとう。ありがとう。これで念願のイワナ寿司が。

車に戻りテン場探しの途中で可愛い猿の群れ。河原に降りれる箇所を見つけ乗り入れると以前に私がカミさんと数回キャンプした懐かしい砂地の河原。流木も沢山有り好適地。テント設営、たき木集めを済ませ着替えて先ずは乾杯。いつもの事ながら調理は安保ちゃんに一任。十五夜の月見酒ですっかり酔ってテントに。夜中にコンコンとかカラカラと物音がしたがそのまま眠り朝5時に起きるとやはり何かが遊びに来てたようです。味噌汁用のイワナのアラをビクから引っ張り出したり、何故か軍手や靴を咥えて動かした形跡がありました。どうもタヌキではなさそう。キツネ?私は朝食までの1時間以前と流れが変わってしまったかっての好ポイントとその先の堰堤で竿を出すと20cmサイズが数本釣れましたがリリース。

 

朝食後は8:30から営業しているという「金太郎温泉」へ。本館とは別に日帰り温泉が出来ていました。塩分と硫黄分の濃い温泉で疲れを癒し36・7年前に海釣りで1週間に10回通った事もある魚津港周辺を散策。

 

最後は「ラーメンの店」。月曜が定休なので心配で前もって電話で確認したところ祭日はお店を開けるとの回答。名乗らなかったのですがご主人にはバレバレでした。ラーメンとチャーシューメンを注文。食べていると今日で冷やし中華を終わりにするので食べて行ってとサービスされ感激。そして店先に出て見送ってくれた二人の笑顔を後に魚津ICへ。ありがとうございました。来年はもう38年目になります。 

帰途は大雨。昨夜降らなくて本当に良かった。安保ちゃん、高橋さんありがとう。今度は私に34cmオーバーを釣らせてね。次回は暮れに反省会を。

 

安曇野のチャビー
安曇野のチャビー
末沢川の堰堤
末沢川の堰堤

やっぱり溪にいってみようか                 2019/7/24

安曇野から帰って一週間ずっと絵を描いていました。これを描き終えたらミルクとチャビーを。これまで3、4回描いては破くを繰り返してきた長棟川の一番好きな場所。所詮、下手の横好き程度の私が思うように描けないのは当然なのかも。でも今回は最後まで描きました。やはり思い描いたものとは程遠くなってしまいました。この歳になって基本から勉強する気にもなれずこのまま続けるしかなさそうです。

一区切りとし梅雨明け前にピンポイントで楽しめる渓に出かけてみました。車から降りて7、8分歩きするすると滑り落ちるように到着。僅か100m程の区間でポイントも5、6箇所。でも渓相は素晴らしく岩肌ヘツリも渡渉もスリルを兼ね備えた場所です。そうです私が描きたかったのがこれでした。表現できなかったこの風景の中にに身を置き満足感が。竿を出すと走るイワナ達、しかし食いついてはくれません。慎重にヘツリながら次のポイントへ。やはり姿を見せるものの遊ばれるのみ。僅かなザラ瀬で川虫採り、運良く羽化せずに残っていた一匹を餌に最後のポイントである堰堤下に振り込みしばらく待つとゆっくりと引きが。そして猛烈にダッシュ。慎重に引き寄せると泣き尺でした。もうすぐ65歳また来れるだろうか?いや来よう。

食用期間が長く浅漬け、炒め物、煮物、おひたしと万能でアクの少ないミズ(ウワバミソウ)は身近で春から秋まで楽しめます。

バイカモに嫌われたかも                   2019/7/9

ずっと気になっていた水中花の「梅花藻」、安曇野の大王わさび園内を流れる蓼川にまだ咲いているとの情報を元に北陸道で糸魚川ICから私のカントリーロードともいえる国道148号線で出かけてみました。途中の白馬村の姫川源流&親海湿原でも運が良ければと立ち寄ったのですが「梅花藻」は愚か湿原の花も全て終えた後でした。源流脇の藪をスニーカーで歩き回り膝下がびしょ濡れに。来年は長靴を持ってもっと早い時期に行くつもりです。そして「梅花藻」は明日わさび園で見れると安曇野へ向かい途中で驚いたのは所々、車両と歩行者を完全に分離したスクランブル交差点に変わっていた事です。

ちょうどお昼に30年前、2年間過ごした安曇野市豊科町の栗原さん宅に到着。栗原夫妻、明科のお兄さん、ヒトミちゃん、エリちゃん夫妻、4人の子供達、ミルクに再会。そしてヒトミちゃんが貰い受けて間もない生後2ヶ月のアメショー柄のチャビー?にも。2年振りの栗原家。バーベキューで迎えてくれました。30年前のバーベキューにはお爺ちゃん、お婆ちゃんもいて私もカミさんとお邪魔し、私は酔っ払ってマイケルとゴンベエのハウスで眠ってしまう不始末を。以来私にとっての安曇野は栗原家となりました。懐かしい久保田屋のカルビーやお兄さん持参のホルモンは絶品でした。夕方腹ごなしに「ビレッジ安曇野」のお風呂へ行き、帰りにサンダルを買い足元もスッキリ。そしてビール、お酒をいただき徐々に打ち解けてくれたチャビーにメロメロとなってしまいました。ミルクはまだ少しチャビーが苦手のようで遊びに行ったきり。

沢山の懐かしい思い出話や近況を語り合った翌朝はミルクに挨拶、写真を撮ろうとするものの擦り寄って来てなかなか被写体にならず。ミケは怒っているかなあ~。8時半に皆さんとお別れして大王わさび園へ。先ずは川を覗き込むが藻はあるものの花は見つからず。やはりボートで移動しなければ見れないのかと乗り場に行くと長蛇の列。しかもギューギュー詰めでのボート移動。待つのも集団行動も苦手な私は諦め「忘れな草」を探しに親水広場へ。ここも少し遅かったようです。私にとって「梅花藻」は高嶺の花なのでしょうか。

日本海へ出かけ海釣りを続ける栗原さん、御朱印に惹かれる奥様。またお邪魔させて下さい。

ありがとうございました。帰ったらミルクとチャビーの絵を描きます。エリちゃんとこのキラとブンタに今回会えなかったけど次回の楽しみとしておきます。

 

どんよりと曇った空と湿った風の中 Jesse Colin Young はとても爽やかです

 

石を持たずに囲碁観戦の日々                 2019/7/9

町内の囲碁クラブに行かなくなってから10年近くになりました。しばらくはPCでの対局を楽しんでいたのですが現在はそれさえもやめてしまいました。町内の囲碁クラブも初代会長が亡くなられたり体調を理由に退会されたりで会員が激減のようです。時々誘われますが今のところは。年1回の囲碁旅行や忘年会が思い出されます。23歳で就職した職場で初めて教わりアマ二段としてどこでも打てるようになりましたが遠ざかった現在はボロボロのザル碁だと思います。石は持たぬものの囲碁専門チャンネルやNHKでのTV観戦は楽しみの一つです。前回のNHK杯ではとても興味深い対局がありました。趙治勲名誉名人・本因坊(63)と藤沢里菜女流本因坊(20)の一局です。結果は希にみる大模様を守りきった藤沢里菜ちゃんの4目半勝ちでした。今回はズケズケ?と相手陣地に飛び込みしのぎきる趙治勲さんが見られませんでした。藤沢里菜ちゃんといえば父は藤沢一就八段というよりも数々の逸話を持つあの藤沢秀行大先生のお孫さんです。話題の仲村菫ちゃんが最年少勝利を達成するまでは里菜ちゃんが最年少記録の保持者だったのです。お二人共に将来が楽しみです。

 

春に関東へ出かけた際、数年振りに「週間 碁」を購入しました。現在のタイトルホルダーや各棋戦の状況を目にした後にとんでもなく楽しいコラムを発見。「お悩み天国」治勲の爆笑人生相談室。相談内容は手狭になった書棚に関してだった様な、治勲先生の回答はとにかく永遠のライバル小林光一名誉三冠の本を全て破棄し空きスペースに私の新刊を並べる事で囲碁の実力が格段アップするといったものでした。(後悔!茨城の宿に新聞を置いてきてしまいました)電車内で笑いをこらえるのに苦労しました。昔から小林光一の対局でのライバル意識むき出しの解説は時に度が過ぎ主催者から注意を受けた事もあったような。それでは二人は普段も仲が悪いのかというとそうでもないのです。二人共木谷道場の門下生で年齢も一つ違い。本当のとこらは分かりません。でも楽しませてくれます。すっかり治勲先生のコラムが気に入り「お悩み天国」の単行本を購入しました。それは期待通りの内容でした。中でもプロ棋士からの相談に対する回答は抱腹ものです。

また少し増えました

ネモフェラの丘で見かけたワンちゃん
ネモフェラの丘で見かけたワンちゃん
長棟林道にて
長棟林道にて

 

庭の花が少し増えました    

竿を持っての溪歩き                                                                            2019/5/19

「時間が取れたので山菜採りがてら渓へ行きませんか?」と誘われたら断るはずもありません。来月予定している32年目の長棟川への足慣らしでもありました。ルアーマン安保ちゃんと一緒とあらば私も当然竿を持参で。場所は先日歩いた折立川。目指すは過去に良い思いをした本流の魚止め一箇所のみ。前回は林道にかなりの残雪があり怖い思いをしたのですが1週間後の今回はすっかり消えてすんなりとゼンマイ小屋?の駐車場へ到着。途中、湘南ナンバーの車が停まっていましたが釣りでしょうか?

夏を思わせる暑さなのですが水の冷たさを考慮し二人共ウェーダーで行く事に。渓に降り立ち対岸の斜面を見上げ唖然としました。伸びきったゼンマイが一面に。こんな採り易い場所を誰も採った跡がありません。数年前までは私も山肌にへばりつきゼンマイ採りに夢中でしたがこの斜面は来た記憶はありません。おそらくあまりにも道端で採り易く気に止めなかったのです。

本流とはいえ源流部のこの付近は川幅が狭く水量は極めて少なめなので安保ちゃんに任せ山肌のゼンマイを見ながらののんびり歩き。ゼンマイ採りの復活、いや後処理を思うと今更等と考えながらの。一方安保ちゃんのルアーにはイワナが顔を出すもののなかなか食いつかず。そして予想外に沢山の雪渓が残っていました。これまた何年振りかに不気味な雪渓トンネルを通過。もしも崩れ落ちてきたらと早足で。目的の魚止めが雪渓で覆われてない事を願って遡上。大丈夫でした雪渓の先に2段の好ポイントが。安保ちゃんが可愛いサビの着いたイワナをゲット。私も振り込むとすぐにアタリ、持って行かれたと思ったら根がかりに。きっと尺物の賢いイワナだったようです。元気でね。

 

車に戻りノンアルコールと悪魔のおにぎりで昼食後はウドを採りに更に奥へ入ってみたものウドが生える山肌は雪渓で覆われており断念。ならば私のゼンマイ支流にもウドはあったはずと。ここも雪渓に覆われていたが夕食分程は何とか。ついでにアブラコゴミも少し。やはり目を引いたのはゼンマイ。凄いゼンマイだらけ。ここまで見せ付けられると来年は???。

さあ、あとは32年目の長棟川だね。異動がない事を祈ってます。

 庭の花が咲き始めました。         

竿を持たずに溪歩き                                                                      2019/5/9

大好きなイワウチワ
大好きなイワウチワ

連休も終わりそろそろ山菜採りや渓流釣りの皆さんも影を潜めるのを見計らって魚沼市へ出かけました。6、7年振りです。以前、渓流釣りや山菜採りで歩いていると何とも可愛いイワウチワが沢山咲いていました。何株か頂戴し庭に植えたのですが2,3年で消えてしまいました。今回はイワナに会えなくても山菜を沢山採る必要もないのんびり溪歩きです。

林道の端っこでコンビニ弁当を広げた後は10数メートル下の溪へ。やはり流れを目にしたらポイントを探す自分が、されど竿はなし。そうだイワウチワ。少し遡上し切り立った岩肌に群生してたはずでした。ところがその場所にはポツリポツリと咲いているのみ。咲き終えたわけではなく株自体が減っていたのです。余計に愛おしいなりました。その後は斜面の山菜を見ながら第一の魚止めへ。ここでも静かに近づきイワナの姿を探すものの簡単には現れてくれるはずもありません。

ワサビ畑
ワサビ畑

林道に戻りワサビ畑へ。こちらは以前と変わらず。廻りの斜面は踏み跡だらけなのですが誰もワサビには振り向かなかったようです。私は他の山菜を踏み分けてでも春一番の山菜はワサビです。白い花は散り始めていました。来年が楽しみです。もう一箇所気になる場所があり向かったものの林道は雪で進めずに断念。山越えで隣町へ通ずる意味不明の林道で頂上には立派なトンネルがあります。地元の人は角栄林道と呼んでいました。トンネル坑口からの風景が楽しみだったのですが残念。雪消えを待って行ってみようと思います。

縁側でミケとのんびり                                                                                2019/5/5

オオデマリは白くなる前のこの時期が一番好きです
オオデマリは白くなる前のこの時期が一番好きです

世間はゴールデンウイークと令和元年の話題で持ちきりですが、私は何一つ変わらず朝の掃除の後は縁側に腰掛けて昭和の唄を聴きながら庭を眺める毎日です。そうそう今年は狭い庭の大半を占めていた畑部分を狭め沢山の花の球根と苗を植えました。ナスやキュウリを植えても結局は食べきれず無駄になってしまっていたのです。その都度スーパーで購入するのが良さそうです。

山から頂戴して10年目、ようやく見頃になりました
山から頂戴して10年目、ようやく見頃になりました

フジとオオデマリは元気なのですが長年楽しませてくれたシラネアオイが芽を出さずシャクナゲも今年は花芽をつけてくれませんでした。新たに植えた花達が庭を彩ってくれるのはもう少し先のようです。縁側でミケと一緒にその日を心待ちにしています。

  久し振りに岩魚を描いてみました。

大滝川の魚止めの岩魚達
大滝川の魚止めの岩魚達

新緑の季節に念願の小さな旅路                                                             2019/4/23

東京駅に戻り常盤線直通の上野東京ライナーで茨城へ。佐貫駅で降り妹の家からは車でいざひたちなか市へ向かいました。常磐道の上り線はネモフェラ帰りの皆さんでかなりの渋滞が発生していましたが下りはガラガラ状態。明朝に備えて妹が公園近くに予約してくれた「いそざき温泉ホテルニュー白亜紀」にほぼ予定通り17:30到着。今月に入って改装を終えたばかりの綺麗な部屋。ツルツルとした柔らかいお湯の温泉、日帰りお客さんによるとここは茨城一の幻のお湯だそうです。何が、何故幻なのかは聞きそびれてしまいました。夕食は手の込んだ魚づくし料理。この時期なのでアンコウはなかったのですがハマグリが絶品でした。

私と同じく音楽好きの義弟と遅くまで語った翌朝は5時起床。天候は快晴。宿の隣の気にかかっていた酒列磯崎神社の樹木のトンネル参道を散歩。300mもありました。朝風呂、朝酒は我慢で朝飯を済ませ7:30に出発し駐車場8:00開場のひたち海浜公園へ。目指すは「みはらしの丘」に近い西駐車場、月曜とはいえ既に相当の台数が開場待ち。そして私たちが着いた最後尾の位置が極めて幸運だったのです。それは会場の時間に判明。サブゲート前でなんと3台目に入場出来ました。お陰で駐車場所も最高の位置を確保。さてここからが大変、義弟はすべて計算済みの行動でこの位置を確保また私は晴れ男と。妹は日程と宿の確保が全てだと豪語。これは別れるまで続きました。何とも頼もしい限りです。公園の開場は9:00。前に詰めて下さいと言われ進むと私はほぼ最前列でした。開場と同時に走り出す若者。私達は心地良い風に吹かれてのんびり歩き。ネモフェラは7、8分咲き。

綺麗、美しい、可愛い。丁度良い混み具合。帰りの伏兵チューリップも感激。

                  

                     ネモフェラチューリップ

 

ほぼ1時間で見終えすんなり会場を後に。牛久で大仏は見ずに蕎麦派の私が「味噌煮込みうどん」で昼食。佐貫駅で二人と別れ電車に。新幹線とバスで18:00帰宅。玄関のドアを開け「ミケ!」と呼ぶと階段を駆け降りてきて「ニャー」

 

2日間の小さな旅は初めて浦野さんにお会いでき、ネモフェラ&チューリップを満喫し妹夫婦に大きな借りを作ってしまいましたが早く忘れます。

知人の今は亡きケンタ君

野に咲くクレソンはどこへ行った                                                            2019/3/7

渓流釣りの解禁となると以前は天候如何にかかわらず歩き始めました。気力も体力も現在の私からは想像できません。特に富山・岐阜県境の長棟川へは積雪の林道をショートカットする為に神通川近くの第一発電所から送水管脇の633段の階段を青息吐息で登り雪の林道をひたすら歩き奥山発電所が目に入ったときは感激しました。いったい何年間繰り返したのでしょう。もう一度行ってみたい気持ちはありますが実現できそうもありません。そんな中、今年も3/1の解禁を迎え出かける事が出来ました。時間だけはたっぷりありますので慌てず天候を確認し昨年同様に富山県境の境川(大平川)支流の大滝川です。昨年の大失敗を踏まえ念入りに持ち物を確認し歩き始めると雪が消えた山肌にしゃがむ私よりもやや年上の男性が。フキノトウ採りのようです。挨拶すると長野から来たそうで岩魚釣りもやられるそうです。佐渡では50Cmの大物を含め250匹釣り上げたとか。また私が以前住んでいた安曇野周辺の中房川、烏川の好ポイントや釣法について尽きることなく話が続きそうなので時間を理由にお別れを。とにかく数を上げる実利優先の岩魚釣りのようです。今でこそ釣りと同時に山々や渓相と山野草を楽しむ私も数を最優先に立ちはだかる困難に挑んだ時期もありました。二つ目の堰堤を高巻きガレ場の入り口からは竿を出しての遡上でしたが予想以上に水量が多くポイントはほとんどなし。そもそも魚止めにすべての期待を寄せていたので慎重に岩を確認し一歩づつ前へ。ようやく見えた大滝。淵の左岸上にあるワサビ畑でザックを下ろし覗き込むと淵が昨年の半分程に狭まっていました。岩魚はいるだろうか?大滝の右に振り込みしばらく待つとググっとヒット。力強い引きに昨年のままの古いラインが心配になりましたが無事に引き寄せる事が。次は大滝の左から滝の裏に振り込むとすぐにヒットし更にもう一本。尺物には出会えませんでしたが22.23.24Cmの3本に大満足し納竿。来年も来れるだろうか等と考えながら大滝を後に。やはり脚に来ていました。確認を怠り雪を踏み抜き落下し抜け出しに一苦労。朝、高巻きでよじ登ったところを降りるのが最短なのですが怖くなり反対側の竹林の斜面をほとんど滑り落ちるようにして通過し最後は雪の斜面をイチかバチかの尻滑りを。途中穴に落ちることなく数秒で河原に出る事ができ一安心。あとはフキノトウを摘みながら車へ。

そしてもう一つの楽しみであるクレソン摘み。沿岸が崩れ落ちた境川(大平川)右岸を少し行きクレソン畑(池)へ。覗いて唖然!あの緑が無い!小さなものがポツン、ポツン。え?どうなったんだろう?決して早すぎたとは思えない。今年は暖冬で春も早いのだし。思えば数年前にも無くなっていた事がありました。それに斜面のワサビも伸びていません。大滝川の魚止めでは花芽が出ていたのです。気温が高い筈のここが遅れているとは思いもしませんでした。残念。私の大好きなクレソンは何処へ。

帰りに風呂に立ち寄り体重計に乗ったら1.5Kg減っていました。減量には溪歩きが一番のようですがしばらくは休みます。そして体重も明日には元に戻っていることでしょう。

アザレアに惹かれて蕎麦道中                                                                2019/2/3

今年最初の蕎麦道中は天候と路面状況を考慮し県内に。久し振りに白鳥と鴨そして先月末から始まったアザレア展の見学を兼ねての道中になりました。磐越道の新津ICを降りて北上し水原町の商店街に入ると雁木通りは赤と黒の立派は柱が。かっての水原代官所をあしらったのでしょうか?10数年振りの瓢湖、意外や見物客はまばらでした。土曜日なのですが。白鳥も少ないような。運良く昼食タイムで餌が流れ出るところにいっせいに集まっていました。

私は白鳥よりも鴨が愛おしく感じました。とはいえ先月しっかり「鴨せいろ」をいただいていたのですが。ちなみに食用の合鴨はアヒルと真鴨の交配種で飼育されたもののようです。

 

 

 

 

瓢湖を後にし期待の手打ち蕎麦処「善三郎」さんへ。

新津の住宅街の中という事でカーナビを頼りに何とかたどり着いたのですが何と1月及び2月は休業との張り紙が。確かに古民家でした。それもかなりの年季の入った。「食べログ」では木曜休みとのみ記されていたのです。私の確認不足でした。気を取り直し付近の蕎麦屋を検索。「やまと茶屋」さん。早速カーナビに電話番号と住所を入力するも該当なしの表示のみ。私の機器が古かったのでしょうか。それでは植物園近くのお忍び?蕎麦処「心休庵」さんに向かう事に。バイパス?を少し走ると右手に「やまと茶屋」ののぼりが見え迷うことなく駐車場へ。店内に入り店名の「やまと」は福島の有名な蕎麦処である山都と知りました。私も山都へは二度行きました。山都産の蕎麦粉を使用されているそうです。注文した「天ざる」には通常の物と辛味大根の二つのつゆと塩。珍しい卵の天ぷら、煮物、漬物そして十割蕎麦は削りこんだ細めで腰の強いものでした。「先ずはそのまま、次は塩で味わって下さい」と。う~ん。蕎麦を大盛りにすれば良かったかな。

「やまと茶屋」さんから15分程で新潟県立植物園へ。入館前に池の鴨達に挨拶。駐車場には結構な台数の車が有ったのですが館内は数人のみ。まるで貸切状態でのんびりとアザレアを満喫出来ました。西洋ツツジとも呼ばれる事から私の頭の中では山や渓歩きで度々見かける山ツツジと重なっているのかも知れません。初めての来園という友人も熱帯植物林を含め満足そうでした。

 

春を待つ私がコタツの中から一歩踏み出す蕎麦道中となりました。そして来月はもう渓の始まりでもあります。

知人の今は亡き愛猫 モコ&チロ

穏やかな始まり                                       2019/1/13

年明けに例年と違っていた点といえば極めて少雪だった事です。明朝までに数十Cmという予報が年末から幾度となく出されましたが運良く外れほとんど除雪をせずに済みました。降雪を感知すると路面に水が吹き出す消雪パイプ設備のない私の家では積雪時の早朝に除雪車が大量の雪を残していくためその後処理が一苦労なのです。ちなみにこの秋までには私の町内にも消雪パイプが敷設される予定ですので今シーズンが踏ん張りどころです。年末年始も日常とまったく変わりなく過ごす私は元旦も少し絵を描きジムで体を動かし唄を肴に晩酌を。この日はいつもの糖質&プリン体ゼロの発泡酒とジャンボボトルの焼酎ではなく暮れに友人からいただいた日本酒にしてみました。「長者盛」や「越の寒中梅」で有名な小千谷市の新潟銘釀から発売された何ともストレートな銘柄の一品です。肴は?やはり平成物かと思案したものの、

Townes Van Zandt / ST (1969)
Townes Van Zandt / ST (1969)

すぐには浮かばずCD棚を見つめた結果は私の昭和時代をときめかせてくれたSSWの一人で今は亡きTownes Van Zandtとなりました。ほろ酔い加減で僅かな年賀状を手にして驚きました。一昨年にも書いたのですが、20年近く年賀状のやりとりだけでお会いした事のない方。無論どのような職業をやられているのかも。ただ一つの共通点は70年代に渋谷の「ブラックホーク」に通っていた事です。年賀状には昨年の6月にカフェをオープンと記されていました。もちろん音楽をメインしたお店のようです。Cafe Toramona 通常のCafe営業に加えて村上律、中川五郎、よしだよしこ、スーマーさん等のライブも開催されているようです。これは是非ともおじゃましたく思います。年初めに楽しみが一つ増えました。

 

   鴨せいろ
   鴨せいろ

友人との新年会は3連休の初日と新年会のせいかなかなか居酒屋の予約が取れずたどり着いたのは割烹風の「彦乃」さん。白木張りで上品なお店でした。ビールに日本酒は朝日山酒造がメインでした。そういえば先日新聞で朝日山酒造から720ml入り40、000円の「継」が発売されたとか。いったいどなたが購入されるのでしょうか?私は久保田の千寿を3合程と岐阜を思い起こさせた朴葉味噌焼きの牛肉でほろ酔い加減に。そして今年の蕎麦初めは飲食街の一角にある「わびすけ」さん。通りから少し奥まっていて探し当てるのに苦労しました。初めての蕎麦湯焼酎を板わさで楽しんでいると来ました蕎麦が。やや少なめかと思いきや腰の強い細めの蕎麦と鴨肉に大満足。充実の蕎麦初めとなりました。