今年も出会えました                                                                                2024/12/24

渓歩きをしていると増水や渇水等予想外の出来事が必ずあります。それら自然現象は避けられないのは当然ですが自らの不注意で後悔する事も多々あります。3年連続でカメラを水没させてしまいました。情けない。今年も6月にやってしまいましたが後悔よりも怪我無く歩く事が出来てイワナ、キクザキイチゲ、イワウチワに出会った満足感が勝りました。

毎年一度だけ天ぷらを作ります。山菜の時期に。

今年も庭では沢山の花が楽しませてくれました。

今年最後の蕎麦は柏崎市西山町の「ふただ亭」さん。地元の蕎麦打ち仲間3人で立ち上げたお店でした。小さなお店のドアを開けると何ともアットホームな空気に包まれました。スタッフも先客も地元高齢者。「大盛り蕎麦天ぷら付き」を注文。何と1100円。

細めの腰の強い蕎麦は大満足でした。既に冬季休業になっている魚沼市守門の大好きな「げんたん」さんに似た雰囲気です。

今年も感激の野沢菜をいただきました。                                              2024/12/4

今年も安曇野の栗原さんから自家製の野沢菜漬けと沢山の好物を送っていただきました。30数年前わずか2年間滞在した安曇野市豊科町。仕事の合間に岩魚を求めて烏川、中房川、乳川へ。白馬から鹿島槍ヶ岳に加え燕岳、常念岳、蝶ケ岳への登山、スキーは爺ケ岳から白馬五竜へ。穂高温泉郷でまったり。同僚のリンゴ畑でのリンゴ狩り。蕎麦は「やまかわ」さん。楽しかった日々が思い出されます。これでは仕事よりもこちらが主流だったかも知れません。それらに増して嬉しかったのは近所の栗原さん家族に懇意にしていただいた事です。亡くなられたおじいちゃん、おばあちゃん、愛犬だったマイケル、トマト。そして栗原さん、奥様、えりちゃん、ひとみちゃん、ニャーのチョコ?は元気かな。コロナ以来お会いしていませんが来年は必ずおじゃましたく思います。ありがとうございました。

教わる側の私がギターを教えるのは3人目です。現在はYouTube等であらゆるレッスンを体験する事ができるのですがなかなかうまくいかず連絡をくれました。とりあえずレッスン曲をという事でメロディーが単調なアイルランドの伝統曲「Down By The Sally Gardens」にしました。私の大好きな曲です。C、D、Gのコードを押さえながらメロディーを弾くのに挑戦しています。頑張ってね。私はフィドル、マンドリン、ホイッスルで楽しんでいます。

最後の開花はボケでした                                                                     2024/11/24

家の庭で今年最初に咲いたのはリュウキンカでした。そして最後は数輪のボケの2度目の開花。花期の長いヒメツルソバは雪に埋もれてもしばらくは咲き続けます。今年も沢山の花が私を楽しませてくれました。鉢植えにして3年目のシラネアオイ。来年はもしかしたら、あの可憐な薄紫に会えるかも。

以外な出来事がきっかけでギターに手を伸ばしました。一生懸命に弾いたのは10数年前。ここ2、3年は年に数度触れる程度で今年は弦の張替えさえも怠っていました。とりあえずチューニングしたところこの弦で支障なさそうです。ついでにマンドリンとフィドル(ヴァイオリン)もチューニングしテン・ホイッスルを吹いてみたところ一応音だけは。以前、夢中になった札幌のアイリッシュ・ユニット「Hard To Find」や「Rinka」のレパートリーや演奏を真似た「夕焼け楽団」というグループを作り演奏した曲を奏でてみました。ほとんど弾けません。情けない。特にフィドルはギーコラギーコラとまともな音はひとつもない。まったく駄目だ。これは初心に戻って練習のみと。1週間2週間と続けると少しはそれらしくなってきましたがまだまだ。10分でも20分でもいいから毎日楽器に触れることに。先月、ご無沙汰していた友人から「ギターを教えて下さい」との連絡が私を楽器に向かわせてくれました。

 

私が国産ギターS.Yairiを購入したのは1975、6年頃でした。憧れの米国Martin社のD28やD45は高価過ぎて雲の上の存在。S.YairiはそのMartinをモデルに制作していると知り手にしました。それでも当時の私にとっては10万は極めて高額でした。S.Yairiは80年代に入って廃業したと聞いていましたが今でも新品が売られている知り調べたら2000年代に入って創業者の息子さんが何と中国でギター作りを再開し起業していました。現在は広く出回っています。私はその後憧れのMartinD28とD45を手にすることができたのですが思い入れが深く一番大切なのはS.Yairiです。

 

S.Yairi YD305
S.Yairi YD305

元気な姿に会えました                                                                               2024/11/1

秋の岩魚はヒレの白い縁取りがくっきりと。
秋の岩魚はヒレの白い縁取りがくっきりと。

小春日和の晴れた日曜日。守門の松川へ行き怪我無く終えた今シーズンの渓歩きを振り返りながら歩いてきました。怪我無くと書きましたが5月の折立又川ではよじ登った雪渓が大きな岩の上に落下しもう駄目かと思ったアクシデントがありました。幸いにして雪渓の厚みで衝撃が緩和され大事に至らなかったものの先に進むのは断念しました。来年は年齢と体力を考慮し更に慎重に等と思いながら徒渉すると限りなく透き通った水面ときらめく流れ。感激。春一番の渓は雪シロ前の冷たくて鋭く尖っている様な透明さ。秋は豪雨による濁流が去り渇水期を乗り切った後の穏やかな姿がありました。切り立った岩場のポイントをに近づくと深みへと走る岩魚達。大小5,6尾。静かに眺めているとつがいらしき2尾が現れ行ったり来たり。産卵前のようです。無事に産卵できますように。これで十分に満足し終わりかけた紅葉を眺めながら帰途に。

 

昼はものずき村の「げんたん」さんで蕎麦の予定。11時開店の5分後に着いたのですが既に満車満席。さすが行楽シーズンの日曜日。これでは近隣のお蕎麦屋さんも同様かとあきらめ帰宅しました。

魚沼市下倉から見た下権現、上権現、唐松。白いものが見える駒ケ岳、中の岳、八海山。中の岳以外は登りました。

魚沼スカイラインと蕎麦屋「長森」さんへ                                            2024/11/1

         薄口、濃い口2種のそばつゆ。
         薄口、濃い口2種のそばつゆ。

山井夫妻、時田さんと蕎麦道中に出かけました。残念ながら紅葉の見頃には少し早すぎた魚沼スカイライン。20数年前に6時間近くかけ走ったり歩いたりのロードレースに参加した事がありました。一緒に参加した飯さんは享年54歳という若くして逝ってしまいました。最近は雲海で有名な魚沼スカイライン。運よく晴れて展望台から見下ろす南魚沼の平野と魚野川。八海山、中ノ岳、巻機山の稜線。素敵な風景に満足できました。

南魚沼には沢山の蕎麦屋があるのですが今回は初めての「長森」さん。「魚沼の里」と名付けられた広大な敷地には清酒「八海山」で有名な八海醸造の関連施設が数多く建っていて「長森」さんもその経営は八海醸造のようです。小さめの引き戸を開けると何とも立派な古民家造り。平日ながら沢山の先客。ここも人気店のようです。県外から来客が多そうです。蕎麦のつなぎはフノリやヤマゴボウではなくオーソドックスな二八。細めで腰の強い更科蕎麦。カラッと揚がった天ぷら。満足の一品でした。室内から山側を眺めると時田さんが春に来たときは菜の花が一面に広がってたとの事。店員に尋ねると春は菜の花でその後蕎麦を蒔き現在は刈り取った後の二番芽が小さな花つけているそうです。食事後は雪室醸造所や売店へ。「魚沼産コシヒカリ」5kgが6000円。とてもとても。

昨年は枯れてしまったシュウメイギク。今年は可愛く咲きました。

ランプのお蕎麦屋さん                                                                             2024/10/25

40数年前に机を並べた友人と蕎麦道中に出かけました。長野県小谷村の「蛍」さん。そこは何とも古めかしく印象的なお蕎麦屋さんでした。11:30開店に合わせていくと既に7,8台の車が停車していました。引き戸を開け感じたのは暗い。足元がみえません。民家の座敷にテーブルが置かれ10数人の先客。そして暗さの理由は電灯が無くランプの明かりだったのです。これは初めての体験です。古い電話機、猫つぐらと懐かしい数々。蕎麦はやや田舎風で腰の強い「深里」と更科風で喉越しの良い「蛍の緑」の2種類があり私達は半分ずつ分け両方を楽しみました。「くるみ汁」を注文するとすり鉢に入ったくるみを自身で細かく砕き何と味噌を加えめんつゆで薄めるというタレでいただきました。蕎麦と味噌。これは好みが分かれそうです。私は?。野菜とマイタケの天ぷらは食べきれずの持ち帰り。食べ終え外に出てびっくり。10人程の行列。外国の方も。有名店だったのですね。

 

小谷村といえば雨飾山。私が登ったのは20数年前。せっかくなので登山口まで行って見ました。紅葉も楽しみだったのですが色づきが悪く残念。登山口には驚くほどの車が駐車していました。なかなか姿をみせてくれない雨飾山。今日も雲の中。

 

道の駅「小谷」で「小谷漬」、糸魚川で「山元味噌」を購入し蕎麦道中を終えました。

今年最後の渓歩き                                                                                      2024/9/29

先月、予備の渓流竿を購入した際に思ったのはこれが最後かもと。それではこの際まとめて新調する事に。フィッシング・ベスト、バッグ、渓流シューズ、ネオプレ・ソックスを購入。シューズはフェルトの摩耗が怪我に直決するため数年毎に買い替えるのですがバッグは20数年振りのような気がします。これまでと似たものを探したら同じくダイワ製で一種類ありました。これらを身に着け今年最後の渓歩きへ。

大雨は去ったものの増水が心配で1日空けて出かけました。いくつかの渓が浮かんだ中で決めたのは末沢川支流でした。確か4回目です。今回も2つ目の堰堤を越えてからスタート。堰堤下に着きビックリ。堰堤上に黄色い取手。なんだこれは。堰堤脇は切り立っていて登れません。中央には登るための取手があるのですが上の数か所は過去につぶされていたのです。何とか登れても帰りは怖く避けていました。幸いにして堰堤の端っこに倒木が寄りかかっておりそれを伝って降りていました。その倒木は撤去されていました。ところが何と堰堤上に新たな取手が2個設置されてたのです。何故今頃に?これですんなり行き返り帰りできますが当然に入渓者も増えます。準備を整え歩き始めるとやはり増水気味。2、3ヶ所はアタリが無かったのですがその先でヒット。なかなかの良型。その後も顔を見せてくれた岩魚達。この渓は貴重です。キープは今回も1尾のみ。苦労したのは増水。これまですんなり歩けた場所も高巻いたり岩場をヘツったりが数か所。新たな取手を伝って降り立ち林道終点な到着。妙な安堵感。終わった。眼下の流れを見つめながら今シーズン怪我無く歩き続ける事が出来た満足感にひたりました。

守門の蕎麦屋「よしみや」さんへも30年ぶり。ここには何とも不思議な2段丼がありました。上段がカツ丼で下段はかけ蕎麦。メニューを眺めても見つからなかったので尋ねると現在もあるそうです。しかし現在の私にはとてもとても。

今年最後の岩魚刺しは八海山とともにいただきました。

カクトラノオが見頃になりました。

釣れて当たり前                                                                                            2024/9/3

暑さ、台風、おまけに春からの疲れか突然腰が痛くなりランニングは休みひたすらペンを手にケント紙に向かう10日間でした。腰痛もやわらぎ最高気温が30度を切り雨も治まったのを機に久し振りの渓歩きに出かけました。恐怖のメジロアブも姿を消しているはず。何処へ行こうか?何処の渓でも必ずイワナに出会えるでしょう。。入渓者はこの1ヶ月ほとんどいないはず。そして雨上がりの好条件。一番近い折立又川にしよう。

今年3度目の折立。歩いてない区間を目指して降下。30年前に魚止めまで支流を含めすべてを踏破しているのですがほとんど記憶の無い中流域。美しい流れでした。今回も刺身用1本のキープが目標。竿を出すとすぐにアタリ。15、18、20、22、24㎝と次々に顔を見せてくれました。堰堤の手前で丸々太った刺身用をゲット。オスで少し安堵。好ポイントの堰堤下は何故か反応なしで納竿。岩場が少なくザラ瀬続きでやや物足りなさもありましたが70歳の私にはこの程度が無難なのかも知れません。

魚沼市の新しい?蕎麦屋さんに寄ってみました。店内にギターやアナログ・レコードが置いてあったりのハイカラなお店でした。でも何かが違う。結局注文せずに失礼しました。何処へ行こうか?30年振りの「富永」さんへ。懐かしい。田舎蕎麦に近い腰の強い蕎麦は大盛り並み。からっと揚がった天ぷら。ごちそうさまでした。

こちらも久し振りに魚沼市守門の「玉風味」で晩酌。

ムラサキギボウシが満開になりました。暑さのせいで葉の大半が黄ばんでしまいました。

春以来の二度咲きのシモツケ、キャットミント、イワシャジン

70歳の時                                                                                                        2024/8/8

    ミケと二人になって11年。世界猫の日生まれの私は70歳になりました。

歌謡曲、GS、ヒットポップス、サーフ・ロック、モダン・フォーク、フォーク・ロック、ブルース、ブルース・ロック、ブルーアイド・ソウル、サイケデリック、SSW、カントリー・ロック、ブルーグラス、スワンプ・ロック、テックスメックス、サザン・ロック、サザン・ソウル、レゲエ、ジャズ。沢山聴いてきました。

 

1971年にロック喫茶「ブラックホーク」に出会いイングランド、スコットランド、アイルランドの伝承曲やラジオからは流れてこないアメリカ、カナダ、イギリス等のSSW達。そして二流ともいえる地味なバンドの魅力に取りつかれました。

 

最近1970年前後の唄を聴いています。

若い頃からいろんな楽器に出会いましたがどれ一つまともに弾きこなせたものはありません。下手の横好きとは私の事です。絵にはなっているようです。

先月の渓歩きで竿を折ってしまいました。比較的新しい物がもう1本あるのですがやはり予備が必要で購入しました。渓流釣りを始めて37、8年。これまで数本の竿を購入しました。ダイワの「深山」「雪渓」「朝霧」「琥珀抜」「春渓」「雪渓2」「雪渓3」そして今回は「清瀬」です。

何を描こうか決まり簡単な下書きを終えペンを持った時が充実のひとときです。

囲碁を覚えて50年弱。いろんな職場や町の同好会で打ちました。ここ数年はPCでAIを相手に楽しんでいます。黒はAIで白は私です。

暑い夏。やはり冷たい麺類に手が伸びます。うどんより蕎麦好きの私ですが上越市浦川原区の「ざるうどん」はおすすめです。

寂しい庭に咲いているのは三尺バーベナのみです。来月のカクトラノオが楽しみです。

竿を折っても                                                                                              2024/7/22

安保ちゃんと末沢川本流&支流を歩いて来ました。雨上がりの好条件の中、予想外の展開に二人とも首をひねるばかり。岩魚が姿を見せてくれません。私は根掛かり時に竿を折ってしまいこの先も期待薄と本流を撤退する事に。車に戻り支流へ移動。仕切り直しで刺身用を狙っていざ遡上。早速ヒット。追ってくるものの、なかなかヒットしなかった安保ちゃんのルアーも先に進むにつれようやくヒット。私は目標の25cmに届かぬものの23.5cmをキープ。でもその先で27cmをゲット。結局2本をキープし納竿。安保ちゃんのルアーを追う岩魚を見ながら本日の予定最終地点へ。本流と合わせても4、5時間の渓歩きでしたが帰りはとぼとぼ歩き。トホホ。軽快に歩く安保ちゃんが一緒で助かりました。この先1ヶ月はメジロアブの発生で渓は歩けません。これが60代最後の渓歩き。次回は70代最初の渓歩きです。何とかもう少し歩けるようトレーニングを続けます。

悟りの境地に至った安保ちゃん。この後すぐに良型をゲット。背負ったバッグはヨレヨレで歩く姿はヨボヨボの私。

土日のみの営業で只見線大白川駅の2階にある行列のできる蕎麦屋「立石亭」さんで「鬼面そば」をいただきました。短くカットされた固めで腰の強い蕎麦と山菜小鉢。シンプルな野菜の天ぷら。帰りにどぶろく「大白川」を購入。

帰宅後、岩魚とどぶろく「大白川」で一杯。
帰宅後、岩魚とどぶろく「大白川」で一杯。
今年初めてグラジオラスを植えました。
今年初めてグラジオラスを植えました。

時代が変わっても                                                                                       2024/7/13

折立又川へ行って来ました。小雨の中、山菜採りをメインにしている短い支流へ。振り込むとさっそくヒット。でも15cmの子供。先へ進むと予想外の障害物が。好ポイントをめがけて振り込むものの水面に届かず宙を舞っているのです。おかしいと近づくと蜘蛛の巣がラインに絡まっていました。お陰で数か所の好ポイントを逃してしまいました。それでも23cmを含む数尾が顔を出してくれました。残念ながら刺身用はゲットできず。本流に戻りザラ瀬の砂地を歩いているとまるで砂の色に同化したような良型の岩魚が目の前を横切って行くの見て緩やかな淵に振り込むと先程目にしたきれいな岩魚をゲット。これも23cm。これで満足の納竿。お蕎麦屋さんへ。

太めの蕎麦で有名な「小松屋」さんの野菜天そばをいただきました。
太めの蕎麦で有名な「小松屋」さんの野菜天そばをいただきました。
アガパンサスも昨年の倍の背丈になりました。
アガパンサスも昨年の倍の背丈になりました。

野に咲く花は何処へ行った                                                                       2024/6/28

ニッコウキスゲを眺め少し岩魚釣りをして昼には蕎麦屋の予定でしたが肝心のニッコウキスゲには一輪も出会えませんでした。昨年よりも一週間以上早く出かけたのですが既に散り終えたような。野生のシモツケが癒してくれました。小雨の中、竿を出すとすぐにヒット!今回も凄い引き。寄せると28cm。その後も走る岩魚を見つめながら4本5本とヒット。何とすべて25cmオーバー。信じられない!。狭い渓なので雨が強まった際の増水が気なり1時間程で納竿。すべてリリースしましたが来月良型に出会えたら刺身用に1尾キープしようかと思います。

30年前小出町に住んでた時に新規オープンした蕎麦屋「はつ穂」さんにおじゃましました。魚沼産の蕎麦粉を使った二八蕎麦。大盛りにすれば良かった。

大好きなイワシャジンとシモツケが満開に。キキョウ、アジサイ、三尺バーベナも見頃です。今年はイワシャジンの背丈が伸び過ぎたような気がします。

渓歩きの〆は蕎麦で                                                                                    2024/6/16

半年振りの全身CTの結果は異常が見られませんでした。一安心したら無性に渓を歩きたくなりました。輝く流れを見つめ運よく岩魚に会え、帰りに蕎麦をいただくという私にとって何よりの楽しみ。紅葉を眺めには毎年出かけていたのですが竿を持参では久し振りの松川。予定は2時間程度の渓歩き。降り立ってしばらくはザラ瀬が続きイワナは走らずアタリも無し。川虫もなかなか取れませんでした。1時間程歩くとそれらしい渓相に様変わり。小さなイワナが走ったもののアタリなし。でも気分は最高。そしてあきらめがちに好ポイントに振り込むとググッと強烈なアタリ!キタァー!凄い引き。こんなに強い引きは今年初めて。まさか40オーバー?。姿が見え寄せて河原に引き上げると尺弱。ハハハ、40オーバーなんて夢を見させてくれてありがとう。針外しの際少し傷つけてしまいましたがリリースすると元気よく泳いで行きました。また会おうね。

今年初めての守門ものずき村、蕎麦の「げんたん」さんへ。ザル大盛り(900円)と天ぷら(100円)。硬めで腰の強い田舎蕎麦と野菜の天ぷら。帰りに天ぷら2パック(200円)購入し夕食も蕎麦に決めました。ところで素敵な木のテーブル上に飾られた可愛い花が気に入りました。マーガレットも好きですが薄紫の花が何とも私好み。訪ねたら何とアサツキの花でした。山や私の庭にも植えてある食用のアサツキ。でも花が咲いているのを見たことがありません。異なる品種なのでしょうか。

ミケとキャットミント
ミケとキャットミント

安心の二人歩き                                                                                            2024/5/19

今期初の安保ちゃんとの釣行は強風、寒気、青空が入り混じった天候の佐梨川でした。5/10に大湯温泉の先で通行止めになっていた352号が枝折峠の入り口まで解除され駒の湯への通行が可能になって一週間後です。昨年は単独で6/2に入渓してます。今冬の少雪で山菜が伸びきっていたり雪渓がほとんど見当たらぬ予想外の展開でしたがイワナ達が顔を見せてくれ満足の釣行となりました。

 

PS.安保ちゃんから大物サバをゲットした連絡がありました。さすが二刀流。あっぱれ。

人気のない静かな場所                                                                                2024/5/11

好天に恵まれた連休はひたすら自宅で庭の花を眺めたり絵を描いたりして過ごし人出が落ち着いたと思われる昨日折立又川へ出かけました。昨年同時期と違い通行止めは解除されてて目的の支流の入り口にすんなりと到着。ウドやウルイが楽しみだったのですが旬は既に過ぎ伸びきっていました。運よく良型のイワナに出会い引き返す事に。時間も早く数年振りに本流の魚止めを目指すことに。所々に工事用車両の避難場所看板が。こんな山奥で一体何の工事を?。林道終点の少し手前でその理由が判明。林道が陥没。うーん残念。しかしこの先終点まで1km程度。修復の必要があるのかとも。山肌に張られたロープを伝って陥没箇所をクリアーし今にも崩れ落ちそうな目的のゼンマイ小屋に到着。木々にぶら下がり懸垂で降下。人気のない静まり返った渓。竿を出すとさっそくアタリが。でも食いが浅く手に出来ず。次のポイントでは22cmとの出会い。連休中も入渓者はほとんど無かったようで予想以上に魚影は濃かったのですがほとんどバラしてしまいました。渓を塞ぐ雪渓の3か所目で落雪のトラブルにより高巻きを。これが途方もなくきつく再度降り立つ気力は無く納竿。結局あと少しの魚止めに辿り着けず。歳とったなあ~。ワサビ、アブラコゴミ、ウド、ミズを少々いただきましたがタケノコはまだでした。

キキョウ、ジャコウソウ、ヒメフウロ、カタバミ、オルレアが見頃です。残念ながら花芽が出なかったシラネアオイ。来年に期待です。

ミケが19歳になりました。                                                                          2024/5/8

ミケが19歳になりました。機敏さやジャンプ力は衰えたものの元気です。ペットフードの他に少量のカツオ、イワシ、サバ、豚肉、パン(マーガリン)などを食べています。

大好きな紫と白                                                                                              2024/5/2

フジ、オオデマリ、コデマリ、ライラックが見頃になりました。花期が長いヤマブキ。咲き始めた小さなヒメフウロとカタバミも長く楽しめます。

イワウチワとイワナに会いたくて                                                            2024/4/27

4/26(金)9:00に福島へ通ずる国道252号の冬季閉鎖が解除され長年通う末沢川の支流に出かけました。イワウチワとイワナに出会えればと。天候は晴れでこの時期にしては暑い29℃という天気予報。青空と新緑の中運よく目標を達成できました。出会ったイワナ5本は22、3cm。針を外す際弱らせてしまい1本のみキープしました。

23年目のシャクナゲ                                                                                    2024/4/23

この地に居を構えた時に20cmほどの苗木をいただき植えたシャクナゲ。今年も見事に咲いてくれました。山歩きや渓歩きで度々見かけた大好きな花。以前花芽がほとんど消えた時期がありました。花期を終えた後の手入れを怠り弱らせてしまったようです。以来、水やり、施肥を重ねた結果復活しました。毎年冬囲い時に小さな花芽を確認するとほっとします。

野山に咲くエンゴサクを2、3株採ってきて庭に植えたのものの10数年間ほとんど増えなかったのですが今年は驚くほどに沢山芽を出しました。大好きな紫系の小さな花です。

白くなる前のオオデマリも好きです。

越路の桝形山へウド採りへ行ってきました。ついでにミズも。

今年も咲きました                                                                                         2024/4/15

昨年よりも1週間遅れで庭の花が咲き始めました。数年前ホームセンターで様々な球根を購入し植えたのですがその姿はほとんどありません。私の庭、いや私には名も知らぬハイカラなものは似合わないようです。シャクナゲはいくつかのつぼみが膨らんでフジも花芽を沢山つけています。ヤマブキ、スズランももうすぐ咲きます。一番気になるシラネアオイ。花芽らしきものが見つかりません。葉っぱは元気ですのでいつかはと。

 

ミケの額ほどの畑に葉物の種を蒔きました。

大好きなキクザキイチゲとワサビ                                                            2024/4/10

3月の気温低下で庭の花の開花が1週間以上遅れています。野山の花でどこにでもある大好きなキクザキイチゲ。昨年の満開時よりも10日遅く猿毛川へ出かけました。雪はすっかり消え林道の行き止まりに難なく到着。身支度を済ませ歩き始めると目に飛び込んできたのはパステルブルーのイチゲ。何度見ても飽きない春一番の花。カメラを手にしばらく眺め先へ進むと至る所にイチゲ、カタクリ、スミレ、エンゴサク、山椿が咲き誇っていました。

その花もきれいですが春一番の山菜として食す山ワサビは格別です。清流に砂利を敷き詰め芋の部分を大きく育てるワサビと異なり水気の多い湿地帯に自生する山ワサビは茎と葉がメインです。長めのざく切りに熱湯をかけすぐに保存容器に移し密閉したら翌日には驚くほどに辛くなります。私は時々薄めのめんつゆを加えています。岐阜県郡上に居た頃に教わったのですが甘酢を加えるときれいなピンク色になり長期保存が可能です。

今回も運よく28cmの岩魚に出会いました。試しに川底を探って見ると小さな川虫が数匹。春先の長良川や馬瀬川でのアマゴ釣りに使ったキンパクという小さな川虫を思い出しました。アマゴに会いたいなあ~。

 

前回と違い雪がなく歩きやすかったもののしらば沢への行き帰りの3時間ですっかり疲れたうえにワサビ採りの為の急降下と帰りの登りで全体力を使い果たしました。

一昨年、昨年と一株づつ植えたシラネアオイ。今年は花を咲かせてくれるかも。

片貝川の流れを見つめて                                                                            2024/3/31

朝早く家を出た時には曇り空でしたが北陸道柿崎ICを過ぎた頃から強風と雨。糸魚川ICを出ると雨はやんだものの強風は治まらず。8号線を富山方面に向かい気になる川の状態を覗き見ると姫川、田海川、青海川ともに濁流状態。大誤算か。最初の目的地はワサビ&クレソンがある県境の大平川。本流はやはり増水で徒渉できそうもありませんが支流の大滝川を渡って土手伝いに行けるはずと車を降りると凄い風と寒さにブルブル。ウエーダーに着替え大滝川へ。唖然!川幅が狭い分深さが増しとても渡れませんでした。残念。やはり濁流の笹川、小川、黒部川、布施川を越えて本日のメインの片貝川へ。予想とおり第二発電所で通行止め。川を覗くと凄い水量。しかし他の河川と異なり片貝川は濁っていないのです。ひたすらに美しい流れと白い石。林道を歩きながら今日は好ポイントに近づくのはほとんど不可能だし岩魚に出会えそうもなく片貝川の流れを眺める釣行に。結果たった一度のアタリのみでした。その必要性に疑問の残る多くの堰堤も今回は絵になっていました。ほとんど竿を出さない渓歩き。あそこのポイントで良型を手にしたっけ等と思い出しながらどに水の流れを見つめた渓歩き。これも一つの楽しみなのだと自身に言い聞かせて。どこかで春のキノコは食べられると聞いた事がありましたが手にする勇気はありませんでした。

あ!写真忘れた。既に食べ始めた大好きな「ラーメンの店」の43年目の一杯。昨年秋のOB会で再会した同僚と訪れました。ご夫妻は変わらずにお元気でした。これまでの月曜定休日から月、火の二日間が定休に。毎日通う宇奈月温泉の銭湯のお湯の泉質が能登半島地震の影響で変わってしまったとか私が本日採る予定だったワサビの話を楽しそうに語られました。

 

その後私達は場所を変えてあれやこれやの懐かしいお話を。40年前机を並べていた二人。当時は二人とも20代。そして今はもう60代。まるで当時に戻ったようなひととき。どうしてこんなに違和感がないのでしょう。類を見ない程に長く交流を続ける魚津工事事務所の一員だった事に感謝しました。また会おうね。

 

暖かい陽射しのなか石の隙間から伸びたワサビと澄みきった水に浮かぶクレソンを摘み岩魚を2、3本手にする目論見は見事に外れましたが美しい片貝川の流れと「ラーメンの店」、同僚との語らいに満足の一日でした。

今年最初の庭の花はリュウキンカでした。

墓参りに行って来ました                                                                            2024/3/19

予定よりも3、40分遅れて到着。一年振りに兄夫婦と再会。お互いに通院している身。体調を尋ねるのが毎度のご挨拶。一息ついて私は久し振りに焼き鳥が食べたくなり商店街へ出かけたのですが昨年同様お目当ての出店では待たされる為あきらめ営業中の持ち帰り可能のお店へ。帰りに桜並木のある公園に立ち寄ったのですがまだまだでした。帰ると甥の大ちゃんが川越から駆けつけてくれ楽しい宴。兄弟は共通の話題が多く遅くまで付き合ってくれました。ありがとう。音楽好きの大ちゃんのお店はもう14年になるそうです。これからも長く続けてね。普段口にすることのない料理を沢山用意してくれた姉さん。ありがとう。庭の花もきれいでした。

 

翌朝、墓地へ向かい墓参りをして帰途に。山に向かって走るのは昨日と違い進むごとに安堵感。ただ関越トンネルを出たら時々視界を遮るほどの吹雪。それでも路面は湿潤状態。六日町ICを過ぎると雪も治まりました。玄関に近づくとミケの声が。ああ~良かった。元気そうだ。

13時に長岡ICから関越道上り線へ。日曜なので渋滞を避けようと早めに出たのですが予想外の交通量と事故の影響で渋滞に巻き込まれてしまいました。渋川伊香保ICを過ぎた辺りから徐々に交通量が増し速度低下を繰り返しながらも流れていたのですが嵐山小川IC手前で完全停止。目的の東松山ICまではあと少しだったのですが。その後国道に出てからも大渋滞。年齢と共に日常と異なる状況の緊張感の中に居ることには限界があるようです。本当に疲れました。

あきらめかけたその時に                                                                             2024/3/16

少雪や2月の暖かさから今年の春の訪れは例年よりも早いのではと思っていたら予想外の3月の寒波。なかなか気温が上がらず足踏み状態だった渓歩き。ようやく気温15度予想の昨日、足慣らしも兼ねて猿毛川へ出かけました。今年のスタートは片貝川と思っていたのですがもう少し気温が上がるのを待ち今月下旬に行こうと思います。それなりのトレーニングを続けてきたつもりでしたがその成果はどこへやら。もうすぐ古希を迎える私の体力を実感した渓歩きでした。

 

家を出て途中釣り具店(ミミズがやたらと貧弱)に立ち寄り米山寺集落の米山登山道入り口に9時到着。目の前は雪原。少雪とはいえカンジキが必須。林道の車止めまでで脚力を消耗してしまい水辺への斜面の下りでは何度も滑って転んでの繰り返しでした。しかし水辺に立つとすべてを忘れこの先の渓相、澄み切った淵、輝く流れとしぶき、そして岩魚との出会いに期待を膨らませ10時スタート。水量も水温もまずまず。昨年はすぐに尺物をゲット。今年は? とにかく転ばぬよう気をつけ徒渉と高巻きをしながら進むとようやくアタリが。何度か振り込むも釣り上げられず。好ポイントの澄み切った淵では岩魚が走る姿が。しかしいっこうに喰いついてくれません。2時間経ち今回の目的地の手前に近づき昼食タイムに。青空が広がっているものの風が強く岩陰に隠れての昼食。カップラーメンにすべきでした。さてこの先ポイントは4、5箇所のみ。今年はゼロからのスタート

 半ばあきらめながら竿を出した小さなポイント。根掛かりかと引き抜きミミズを見ると引きちぎった跡が。再度振り込んだとたんに強い引き。きた~!、良型か?走り出す、なかなかの手ごたえ。見えた!慎重に引き寄せ雪の上へ。泣き尺でした。すべてがこの瞬間の為の渓歩き。その先でもリリースサイズが2本顔を見せてくれました。満足の納竿。

 

帰途は用水路脇をフキノトウ摘みしながら林道終点へ。ここまでは南斜面の急勾配続きで一部地肌が出ていて歩きやすかったのですが。この先はカンジキ跡を伝って一歩一歩。これはまいりました。脚の疲れはピークに達し2、30歩進む度に立ち止まり。太ももはやや痙攣気味。車まであと100m。歩数を数えながら車に辿り着きアスファルトの上にしゃがみ込みました。

 

さて次回は長距離ドライブを兼ねて片貝川へ行きたく思います。県境でもある大平川沿いのワサビ&クレソンも気になります。

峠を越えたのでしょうか                                                                            2024/2/14

2月も中旬、どうやら雪も峠を越えたようです。これまでのところ今冬は少雪と呼んで良さそうです。被災地に暖かな陽射しが沢山届く事を切に願っています。

今年も立川ウドをいただきました。めったにやらない天ぷらと酢味噌和えにきんぴらを作ってみました。ついでに残っていた岩魚をガスレンジで焼いたのですが今ひとつかな。岩魚といえば来月が解禁です。近所のジムでトレーニングを続けてきたおかげで今年も渓を歩けそうです。澄み切った水・岩魚達に加えフキノトウ・ワサビ・山ウド・キクザキイチゲ・スミレ・カタクリ・イワウチワ・シラネアオイに出会えるのももうすぐです。

朝日山酒造の敷地内に有ったそば処「越州」が10数年前にそばをメインにしながらも和食レストラン風なあさひ山「蛍庵」に様変わりして以来遠ざかっていたのですが久し振りに出かけてみました。「鴨せいろそば」を注文。この地域の有名店同様つなぎは布海苔。やや濃いめのつけ汁に鴨肉。満足しました。お酒が飲めたら大満足なのでしたがガマン。

あした天気になれ                            2024/1/22

大切な友人やかっての同僚の故郷に壊滅的な被害をもたらした能登地震。心が痛みます。何もできませんが、せめて明日の空が被災者の味方してくれる事を祈ります。